紅白戦も前倒しサービス 金本“営業部長兼任”監督は過労心配

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「たくさんのお客さんが来られているので、急きょ、あす行う予定だった紅白戦を昼から行います」

 阪神秋季キャンプ3日目(3日)にサプライズが起こった。練習開始直前、金本新監督が紅白戦を行うと場内アナウンスをしたのだ。

 紅白戦では白組4番の江越が2二塁打を放ってアピールするなどしたが、それにしてもこの監督はサプライズ好きだ。ドラフトでは周囲の予想に反して明大の高山を1位指名。キャンプ2日目には、歳内がブルペン投球している最中に打席に立ち、話題をさらった。

 いわゆる「金本流」のファンサービスなのだろう。キャンプ参加選手は、若手中心でおしなべて地味なのに、キャンプ地には初日に2000人ものファンが詰め掛けるなど、金本効果は絶大。マスコミも連日、新監督を追い、関西スポーツ紙は金本一色である。

 阪神は和田監督時代に人気に多少の陰りが見え始めたこともあり、親会社、球団はスター選手だった金本監督に、「営業部長」としての役割も期待している。それに応えているわけだが、チーム内には「いつまで『一人二役』を続けられるのか」と心配する声も。

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