早くも球児“争奪戦” 高知前監督が語る「掛け値なしの評価」

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 元メジャーリーガーというより、元「阪神のストッパー」という方が通りがいい。藤川球児(35)がモテモテだ。

 今年5月にレンジャーズを自由契約になり、その後、独立リーグの高知ファイティングドッグスでプレーし、今季限りで退団。

 投手陣が手薄なヤクルトが早々に獲得に名乗りを上げると、今年5月に入団交渉が決裂した古巣の阪神も金本新監督自らが接触するなど、再アタック。救援陣がボロボロな中日も関心を示しているのだが、4年ぶりの日本球界復帰を不安視する声もある。

 日本では通算42勝25敗220セーブ、防御率1.77という輝かしい実績を残した。12年オフにメジャーのカブスに移籍。翌年6月に右ヒジにメス(トミー・ジョン手術)を入れ、結局、メジャー3年間で29試合、1勝1敗2セーブ、防御率5.74とパッとせずに終わった。

 高知では先発起用され、完封勝利も挙げた。ならばNPB(日本プロ野球機構)で使い物になるのか。今季、高知ファイティングドッグスで指揮を執った弘田澄男前監督に聞いてみた。

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