弱い、安い、冷たい…落合GMのクビ飛ばすアマ選手の不評
「さすがに白井オーナーもかばい切れなくなってきた。それくらい、内部でも批判が高まっているということです」
中日の関係者がこう言った。球団史上初の4年連続Bクラスが確定し、「GMの解任もあり得る状況になっています」と言うのである。
中日は、先月9日に谷繁元信監督(45)を事実上の解任。低迷の責任を取らせた。その際、白井オーナーは「編成面の責任はない」と落合博満GM(62)を不問に付したが、このことがかえって落合GMの責任を問う周囲の声を大きくした。説明責任を果たさないGMの態度が火に油を注ぎ、球団にはファンからの批判が殺到。
チームづくりの失敗を指摘され、17日に地元マスコミの取材に答えたオーナーも、「契約は契約。契約通り。交渉の時に決める。(退任する可能性が)ないともあるとも言えない。本人の気持ちの問題だ」と来年1月に契約が切れる落合GMの処遇について、発言を後退させざるを得なくなったわけだ。
■落合GMの陣頭指揮で失われた3年
実際、編成の責任者たる落合GMの手腕には明らかな疑問符がつく。日刊ゲンダイでも再三指摘しているように、落合GMが陣頭指揮を執ったここ3年間のドラフトで戦力になったのは、リリーフの又吉(25=13年2位)と祖父江(29=13年5位)くらい。