由伸監督のサポート役 V逸確実の巨人に「原GM」待望論

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 優勝が絶望的になった巨人の周辺で、原辰徳前監督(58)の“復帰”が取り沙汰されている。

「もちろん、監督としてではなく、GMとしての復帰です。豊富な経験と人脈を生かして、就任2年目を迎える由伸監督をバックアップしてもらおうという意見が読売や球団関係者、OBの間で出始めているのです」と、声を潜める巨人関係者によれば、キッカケは7月7日の「渡辺発言」だという。

 その日の試合前、高橋由伸監督(41)からシーズン前半戦の中間報告を受けた渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆(90)は、そのまま東京ドームに足を運んで試合を観戦。阪神に0―6で完敗し、首位広島との差が10ゲームに開く不甲斐ない戦いを見届けると、取り囲む報道陣にこう言ったのだ。

「これは由伸の責任じゃねえな。フロントだよ。こんな補強せず、今の陣容で勝てと言ったって、無理だよ」

 高橋監督を、「あれほどいい野球選手は見たことない。慶応だから。野球選手としては最高の頭脳の持ち主。最高の人材だね」と持ち上げたあとに、フロントの責任を問うたのだ。

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