抗議が殺到…中日・落合GMのクビは平田&大島の去就次第
「次期監督の問題もあるけど、あの2人は中日に残るのかね?」
ある中日OBがこう言う。「2人」とは、今季国内FA権を取得した平田良介(28)と大島洋平(30)のことだ。
主将を務める平田は、打率.258、13本塁打、68打点と、前年より成績を落としているものの、中軸としてチームを牽引。大島は低迷する打線の中で唯一、打率3割をマークしている。若手が伸び悩むチームのなかで、2人の存在は必要不可欠といえる。
2人はこれまでの契約更改で何度か揉めている。一昨年は調停の一歩手前までいったし、昨年も大島は一発サインしたものの、平田は一度、保留している。前出OBが言う。
「中日は一度出た金額は何度交渉しても変わらないし、落合GMは昨オフ、交渉の席に出てこなかった。上げてくれといっても意味がないから、折れざるを得なかったというのが本音だろう。大事なのは今年だ。中日は全力で引き留める方針だが、2人については複数球団が獲得に関心を持っているからね。金銭面でしかるべき条件を提示しないと、2人とも出ていってしまう可能性はある」