高梨が象徴 “ノーマーク選手”発掘する日ハムのドラフト戦略

公開日: 更新日:

「故障で離脱中のマーティンに代わって抑えを務める谷元(31)は08年のドラフト7位。167センチの身長を疑問視され、他球団は目もくれなかった投手です。遊撃手として定着した中島(25)も08年のドラフトで5位指名された選手。福岡工時代はほとんど無名で、当時の福岡工のエースで法大を経て後にDeNA入りした三嶋をチェックしに行ったスカウトから、足と肩を評価され見いだされたのです」(前出のOB)

 日本ハムがベテランを放出しながらチームを活性化できるのは、彼らに代わる素質ある若手がいるからこそ。過去10年でリーグ優勝4回とコンスタントに結果を出せるのは、独自のドラフト戦略によるところが大きい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動