「メンタル大丈夫」と気丈プレーも…宮里藍73位と出遅れ
インもパー3の12番でボギー。ティーショットが右ポットバンカーにつかまり、次打は2・5メートルにつけたがパーパットをカップ右へ外す。
直後の13番で1メートルのバーディーパットを決めて再びイーブンパー73位タイだった。
前週は今大会の調整をかねてスコットランド女子オープンに出場。強風が吹き荒れた3日目までは初日73(37位)、2日目73(24位)、3日目74(20位)としぶとくガマンして順位を上げた。そして風がやわらいだ最終日に69を出し「非常にいいゴルフができた」と手ごたえをつかみ今季ベストの13位だった。
天候が荒れたらじっと耐えてパーセーブに徹し、穏やかになったら攻める。これがリンクスのマネジメントだ。
だが、この日の宮里はフィニッシュで再三クラブから手を離すなどスイングが安定しなかった。
また、「淡々とプレーできた。精神面は大丈夫」と、プロアマ戦で倒れた父親の影響はないと平静を装ったが、スタート前は睡眠不足のせいかまぶたが腫れているようだった。いずれにしろトップと8打差。「明日は我慢強くやりたい」と語ったものの、好天でスコアを伸ばせないようでは勝負にならない。