二軍で“塩漬け”の巨人ゲレーロ 古巣中日勢に漏らした本音
二軍調整中の巨人のアレックス・ゲレーロ(31)が19日、中日戦の試合前練習に参加した。左翼の守備位置でノックを受け、フリー打撃を行った。
昨季は中日で本塁打王に輝き、今季から巨人に加入した“主砲”は、60試合出場で打率.253、10本塁打、29打点とパッとしないまま、コンディション不良のため、6月15日に二軍落ち。ケガは回復したものの、外国人ではヤングマンや支配下登録されたメルセデス、アダメスらが台頭するなど外国人枠の関係もあり、そのまま二軍で“塩漬け”となっている。
7月14日の練習日には、二軍落ちから1カ月間、一軍首脳陣とのコミュニケーションがなかったことを理由に、設けられた高橋由伸監督(43)との面談を拒否。さらに1カ月以上が経過した今になって、ようやくお呼びがかかった。
「だいぶ(間隔が)空いたね。調子良く振れている。二軍では今の状況を受け入れてやってきた。言われたところでやるだけ。由伸監督と話? 今日は『練習参加してもらって』ということ」(ゲレーロ)
練習中、古巣中日の森監督、リナレス巡回コーチ、ビシエドらのもとを次々と訪れ、笑顔で談笑。それを見ていた巨人の選手が「あっちでは楽しそうですね」と言うほどだった。