二軍で“塩漬け”の巨人ゲレーロ 古巣中日勢に漏らした本音
■二軍では話し相手がほとんどいない
巨人の練習が終了し、選手が引き揚げた後もグラウンドに残り、しばらく中日関係者と旧交を温めていた。ゲレーロと会話を交わした中日のある選手がこう明かす。
「『(同じ助っ人の)マギーが挨拶してくれない』ってグチをこぼしていましたよ。由伸監督に何かやったんでしたっけ? 面談を拒否? だからですね。マギーってマジメなんでしょ? ボスへの『造反行為』が許せないんじゃないですか。ゲレーロはキューバ系だし、ウチは中南米系が多いから、残っていれば寂しい思いはしなかったはず。今さらですけど」
別の選手は「あいつ、愛に飢えているみたい。誰も話してくれない、ってウチの選手に嘆いて回ってますから」と言った。
巨人の二軍関係者によれば、2カ月以上在籍している二軍では、話し相手がほとんどいないという。
この日の試合は、巨人が4点を追う九回に一挙5点を奪い、サヨナラ勝ち。最後に決めたのは、そのマギーだった。
「息切れしてすみません。巨人2年目で自分の記憶ではサヨナラ打は初めて。素晴らしい雰囲気、素晴らしい気持ち」と喜んだものの、21日のDeNA戦以降、ゲレーロが一軍昇格すれば、新たな火種になりそうだ。