丸は2番でも存在感 巨人移籍効果の陰にストレスフリー環境

公開日: 更新日:

 新打線が機能した。

 開幕から1番を務めていた吉川尚が14日に腰痛で離脱。16日の広島戦では、これまで2番だった坂本勇人(30)、3番だった丸佳浩(30)が1、2番コンビを組んだ。

 坂本は2安打1四球。丸は4打数無安打ながら2打点2得点で快勝に貢献した。開幕から2、3番として機能していた2人の打順を繰り上げた理由について原監督は「坂本、丸は離したくなかった。彼らはどの場所(打順)でもそこそこやってくれる」と説明した。

 最下位を走る古巣を尻目に、巨人で存在感を見せているのが、その丸である。広島から5年総額25億5000万円の大型契約でFA移籍。これまでの多くの先輩とは違い、FAの重圧に押し潰されることなく、自身のプレースタイルを貫く。打率.333、出塁率.403と持ち味を発揮している。

 なかなかの変わり者ともっぱらだ。2014年に主な趣味だった麻雀、酒、たばこを一斉に断った。春のキャンプ中に行われた自身の歓迎会でも酒は口にせず、ウーロン茶などを飲んでいたという。「だから食事に誘いにくいんです。絶対出ないわけではないけど、基本的には宿舎のホテルから出たがらないし、食事のために繁華街に繰り出すより部屋で休みたいタイプ」とはあるチームメートだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か