男子100m×4今季ベストの2位で…東京五輪走者選びは大混戦

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 7月22日のソフトボールで開幕する東京五輪まで、22日でちょうど丸1年。そんなタイミングでロンドンで行われているダイヤモンドリーグ男子400メートルリレーの日本チームが、37秒78のシーズンベストで英国に次ぐ2位だった。

 20日の男子100メートル決勝でサニブラウン(20)の9秒97に次ぐ日本歴代2位の9秒98をマークした小池祐貴(24)を2走に置く新布陣。多田修平(23)、小池、桐生祥秀(23)、白石黄良々(23)の走順で2016年リオ五輪決勝の37秒60、同予選の37秒68に次ぐ好記録を出した。

 今回はサニブラウンに加えて山県亮太(27)が不在。躍進著しい小池がリレーメンバーに加われば、誰かが落ちることになる。

 メンバー選びが混沌とするのはもちろん、バトンパスの問題もある。今回は2走の小池から3走の桐生へつなぐ布陣をテストしたものの、2走の小池が出遅れて1走の多田とのバトンパスがうまくいかなかった。

 5月の世界リレーでも3走の小池からアンカーの桐生へとつなぐ際のバトンパスをミスして失格になった。

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