聖火ランナーのトーチは1本7万円…辞退者続出ならどうなる
後に続く者が出てくるかもしれない。
東京五輪・パラリンピック組織委員会は8日、森会長の女性蔑視などの発言を理由に、同日までに聖火リレーランナー2人が辞退したと発表した。そのうち1人は、すでに辞退を公にしているお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳だ。
3月25日に福島からスタートする聖火リレーは、全国859の市区町村を121日間をかけて回る。ランナーの数は約1万人。
当日手にする聖火トーチは記念品としてもらえるわけではなく、希望すれば約7万円で購入できる高価なものだ。組織委員会は約1万本のトーチは完売を見込んでいるそうで、ランナーが「私はいらない」と言えば、そのランナーが走った市区町村へ押し付けられることになるともっぱらだが、森会長の発言によりボランティアの辞退者が激増している昨今、「聖火ランナー、やーめた」という者も、まだまだ出てくるのではないか。