ソフトB守護神・森が利き腕と反対の左肘を負傷した理由
「体が開かないよう、左肩にぐっと力を入れ、『壁』をつくって投げていたが、これがなかなか疲れる。左肩の疲労がたまると肘が上がらなくなり、頭から突っ込むようなフォームになってしまう。そのため、現役時代は毎日ではありませんが、試合後に左肩もアイシングしていました。森投手の場合は左肘で壁をつくり、投球フォームをコントロールしていたことが影響したのかもしれません」
森は2014年からセットアッパー、抑えとして、毎年50試合以上に登板。“勤続疲労”が蓄積していてもおかしくない。かつて中日で守護神を務め、前人未到の1002試合登板した“鉄腕”岩瀬仁紀は現役時代、利き腕とは反対の右手のしびれに悩まされた。
森の左肘炎症は、リリーバーの「職業病」か……。