ソフトB・千賀の左足首捻挫が“念願メジャー”に及ぼす影響
今後の青写真にも影響が出かねないのではないか。
6日の日本ハム戦で左足首を負傷したソフトバンクの千賀滉大(28)。病院では「捻挫」と診断され、懸念されていた靱帯や骨の故障ではなかったことが救いといえば救いだ。
千賀はメジャー志向が強く、順調なら国内FA権を取得する今オフが、ポスティングで移籍するラストチャンスといわれていた。これまで入札制度を認めてこなかった球団がクビを縦に振るかはともかく、いずれにせよ近い将来のメジャー挑戦は確実視されている。
しかし、捻挫は癖になるケースもあり、今後の投球に影響しないとも限らない。千賀クラスの投手ともなれば、メジャー球団にしても安い買い物ではないだろう。これを機に撤退、あるいは評価を見直す球団も出てくるのではないか。
■「今後の過ごし方が注目」
野球文化学会会長で名城大准教授の鈴村裕輔氏は「捻挫が直接的な原因になることはありませんが……」と、こう続ける。