照ノ富士を苦しめる「3つの重圧」…9月場所V候補筆頭も新横綱での優勝は過去4人のみ
コロナ禍の今、メディアの取材やテレビ・イベントに引っ張り回されることはないし、新横綱の慣例となっているタニマチへの挨拶回りもなかったのは救いといえば救いだ。こうした土俵外の雑務に追われて稽古の時間が取れず、調整に失敗したケースは枚挙にいとまがない。
その点だけは心配なさそうだが、2度目の大関を最短の2場所で通過した照ノ富士といえども、史上5人目となる「横綱初土俵優勝」への道のりは平坦ではない。