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山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

阪神・糸井嘉男が本当に「超人」だとしたら、41歳の今年こそ…

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 また、阪神には昔から代打の切り札的なベテラン選手が要所で印象的な活躍をして、チームを支えてきた伝統がある。かつての真弓明信も八木裕も桧山進次郎も、みんなレギュラーから代打屋にうまくモデルチェンジして成功したから、選手寿命が延びたわけだ。

 昨年の阪神は若い力で躍進したものの、最終的には惜しくも優勝を逃した。もしやチームに足りなかったのは、ベテランの支え、つまり糸井だったのかもしれない。超人・糸井が代打のコツをつかんだら、きっと他球団の脅威になるはずだ。

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