巨人助っ人アーリーワーク初参加 朝練か夜練か…阿部ヘッドvs大久保チーフでせめぎあい

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 阿部ヘッドは「夜派」である。20年から2年間務めた二軍監督時代のキャンプでは、2時間ほどの夜間練習で若手を鍛え上げた。「一軍が仕事をするのは夜だから。朝の時間はしっかり寝て睡眠時間を取るなり、マッサージや風呂に入ったり、各自が決めればいい」が持論だ。

 一方の大久保コーチは、西武コーチや楽天監督時代から継続しているアーリーワークについて「米国の若い選手も早朝にやっている。夜間練習は反対」と言い続けている。

 朝の大久保コーチvs夜の阿部ヘッド──。来年以降、朝練になるか、夜練になるかは、今季の結果次第になりそうだ。

 なお、2日連続で朝練を見守った原監督はこの日、鹿児島市内のホテルで午後4時から行われるトークショーのため、練習を早退した。指揮官の留守を守った2人のコーチの存在感は、ますます増しそうである。

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