大谷翔平「FAイヤー勝負の終盤戦」へ突入! 東海岸遠征で“3つの好奇”に晒される
東海岸遠征は要注意
3. 米メディアの質問攻め
大谷は今オフ、史上最高額の契約を手にすると予想されているだけに、米スポーツメディアの最大の関心は当然、その去就。各球団ともビートライターといわれる番記者がいて、大谷は遠征先でメディアの鋭い質問攻めにさらされるのは必至だ。
大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。
「特にメッツ戦、フィリーズ戦がある8月下旬の東海岸遠征はニューヨークとフィラデルフィアのメディアが手ぐすね引いて大谷を待ち受けているでしょう。全米屈指の人気を誇るヤンキースの本拠地でもあるニューヨークのスポーツメディアは選手や監督、コーチに対して手厳しく、時にはプライバシーにまで踏み込むなど、容赦のない質問を浴びせることで知られています。FAを控える大谷にも当然、去就に関する質問が矢継ぎ早に浴びせられるのは想像に難くない」
メジャーの先発投手は原則として登板後、会見に応じなければならないため、メディアからの逃げ場はない。
各球団フロントのシビアな視線や敵地ファンのラブコールはともかく、各球団の番記者から執拗な質問攻めに遭う大谷はストレスとの戦いも強いられそうだ。