大谷翔平の野望は投打タイトル総ナメ 契約規模は1000億円! 球宴会見では「私生活」明らかに
ベールに包まれていた二刀流の私生活の一端が明らかになった。
大谷翔平(29=エンゼルス)が日本時間11日のオールスター(シアトル)前日会見で、自らプライベートを明かした。
大谷といえば、ストイックな姿勢を貫き、浮いた話のひとつも聞こえてこなかった。それも当然といえば当然。シーズン中は自宅や遠征先のホテルと球場の往復を繰り返すばかりで、外出は一切しないのだという。
4月のニューヨーク遠征(ヤンキース戦)では外食に出ずに大都市の夜を満喫しないことが話題になったが、「基本的には球場で食事が出るので。あとはお腹がすけばホテルで頼んで食べます。次の日も試合があると、遅く帰るわけにはいかない」という。
本拠地でナイターの場合は、朝9時半から10時に起床、朝食を取って二度寝してから球場に向かうそうだ。大谷は疲労回復のため、何より睡眠を優先している。それ以外のリラックス法については日本のバラエティー番組や映画を観賞して過ごしているそうで「何てことはないですけど、普通に1人でゆっくり過ごしています」と明かした。
オールスター前日は、他球団の選手と戯れたり、練習は軽めのメニューをこなして球場を後にする選手が少なくない。が、大谷は「ルーティンを変えるつもりはない」と日頃の調整法を崩さない。
この日は登板が決定している後半戦初戦のアストロズ戦(15日)を見据えてブルペン入り。練習相手になる自軍スタッフがいなかったため、球宴本番でベンチ入りするアストロズのミラー投手コーチが見守る中、同じア軍のコリンズコーチを相手に投球練習を行ったのだ。
ア軍は同じア・リーグ西地区のライバル球団だ。球種や変化球の軌道などの手の内を明かすことになるものの、それもお構いなし。何より自身の調整が大切なのだ。
大谷はトレード期限が2週間後に迫っていることに関して、「気にすることはない。自分がコントロールできないことなので自分が試合の中でコントロールできることを、まずはコントロールしたい」と言った。
「自分がコントロールできること」に心血を注ぐ大きな理由は、今季取得するFA権にあるのではないか。