阪神は青柳復活でDeNAに快勝も…岡田監督を悩ます「3、5、6番」打順固定できない深刻
阪神にとって大きな1勝だ。
11日の2位DeNAとの直接対決。投げては約1カ月半ぶりに一軍復帰した青柳(29)が7回2失点の好投で今季3勝目(3敗)、打ってはドラ1新人の森下(22)が2安打1打点と活躍し、ゲーム差を2に広げた。
岡田監督も快勝に目を細めていたが、18年ぶりの優勝に向けてまだまだ安心はできない。シーズンの折り返しを迎えた今もなお、打順を固定できないからだ。
3番のノイジー(28)はこの日、5打数1安打で3三振に終わるなど打率.236、5本塁打、29打点と物足りない数字が並ぶ。長打率.316は、今季本塁打ゼロの阪神・木浪(.336)、中日・大島(.312)と同レベル。今季限りで解雇されるのは間違いない。
6番のミエセス(27)も、この日は2打数無安打で途中交代。打率.207、4本塁打では、ノイジーと一緒にオサラバだろう。
最も深刻なのは5番の佐藤輝明(24)だ。6月25日には打撃不振で二軍落ち。今月5日の再昇格後も19打数2安打とサッパリで、打率はついに.220まで落ち込み、本塁打も6月16日以降出ていない。