プロ野球がメジャーの「出荷工場」に…佐々木朗希の“野望”で拍車かかりNPB戦々恐々
某球団のフロント関係者がこう言う。
「佐々木がメジャーで成功することは間違いない。あのダルビッシュも、『真っすぐとフォークを投げておけば大丈夫』と太鼓判を押している。週刊文春は佐々木とロッテとの間にメジャー挑戦に関する『密約』の存在が囁かれていると報じましたが、ロッテはこれまで佐々木の将来的なメジャー挑戦を理解しながら、故障防止を最優先に考え、無理をさせることなくじっくりと育ててきた。そんな佐々木が最短で6年後の2030年の海外FA権取得を大幅に前倒しして海を渡れば大損です。プロ5年目の今オフにメジャー挑戦を容認すれば、『25歳ルール』によってマイナー契約となり、譲渡金を得られないばかりか、戦力構想やドラフト構想を練り直す必要も生じます」
■アマ球界に影響甚大か
ドジャースの大谷翔平(29)は日本ハムに5年間在籍し、エンゼルスへ移籍した。とはいえ、大谷の場合は、16年にエース兼主軸としてチームのリーグ優勝、日本一に貢献するなど、一定の結果を残した上で、海を渡った。