DeNAに問われる「ドラ1度会隆輝を育成する覚悟」…8日以降はベンチに干されついにプロ初の二軍落ち 

公開日: 更新日:

「俺やったらノー文句で使う。度会と心中するぐらいの覚悟でね。そもそもドラフトであれだけ即戦力投手がいるなかで、野手の度会を獲ったんだ。クビを懸けるぐらいの覚悟があってもいいだろ」

 実際、チーム周辺には、こんな声がある。

「外野の選手層は厚いとはいえ、度会はチームの顔になれる逸材。プロの壁にぶち当たる中、ミスに目を瞑って使い続ければ、プロの水に慣れて不振も克服できると思うのですが、チームが最下位に低迷していることも無関係ではないでしょう」

 同じ左打ちの好打者とえば、05年に200安打を達成、打率.344で首位打者と新人王を獲得したヤクルト青木宣親がいる。その年の青木は3、4月に打率.230と苦しんだが、当時の若松勉監督がスタメンで使い続けた結果、5月に打率.365をマーク。ブレークに繋げた。

 DeNAの一、二軍の入れ替えは、フロントの意向も加味されるという。球団の覚悟が問われそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 度会は天真爛漫な性格だという。子供向けの野球教室の最中に突然、尾崎豊の歌を熱唱してチームメートを驚かせたりするほか、「先輩、後輩かかわらず、物おじすることなく積極的に話しかけてます」という声も聞かれる。

 その人となりは、関連記事【度会を知る】…で詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  4. 4

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"

  5. 5

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  1. 6

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  2. 7

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  5. 10

    永野芽郁&田中圭の不倫スキャンダルをスルーするテレビ局の身勝手…ジャニーズの時の反省は?