大谷「投打隔年プラン」いよいよ現実味増す…あのボンズまで二刀流挑戦に難色「限度を超えている」
二刀流のフル回転が限界ならば、1年おきに投打を交互にやる方法もあるものの、丸々1年、まったく投げずに翌年、投手に専念するというのは現実的ではない。
だとすれば、1年置きで投打のどちらかに軸足を置いた二刀流がベストではないか。本人は次に右肘靱帯を損傷したら投手断念を示唆しているから、投手寿命も長持ちさせる意味でもプラスだ。
今季は手術明けのため、否応にも投球イニングが制限される。結果として野手に軸足を置くことになるが、手術明け2年目となる来季は投手としての期待が大きく投手中心に。再来年は野手中心というサイクルで、投手と野手、隔年でどちらかに軸足を置く形式なら、二刀流のフル回転よりはるかに負担は少ない。
「大谷は打者として本塁打王2度に打点王も獲得した。けれども、投手としてはいまだ無冠。頂点を極めてはいません。最も名誉なサイ・ヤング賞の記者投票も15勝した22年の4位が最高です。投手として頂点を極めたいという気持ちは大谷の中にあると思いますね」(特派員のひとり)
野手に軸足を置いた翌年は、投手としてフレッシュな状態で臨める。投手のタイトルにグンと近付くのではないか。