ドジャース大谷は日本開幕シリーズから「ノーアーチ地獄」か…昨季は開幕から40打席連続本塁打ゼロの自己ワースト
右肘、左肩手術からの復帰を目指すドジャース・大谷翔平(30)が、日本時間12日のバッテリー組のキャンプインに向けて順調な仕上がりを見せている。
4日にキャンプ地アリゾナ州グレンデールの球団施設で始動してから2日間にわたって投球プログラムを実践。この日(6日)は約30分間、打撃練習を行い、鋭いスイングを披露した。
大谷は2日のファンフェスタ終了後、日米の報道陣に対応し、「いい状態でスプリングトレーニングに入れれば、開幕からしっかり行けるんじゃないかと思っています」と、カブスとの日本開幕シリーズ(3月18、19日)で投打のリアル二刀流出場に意欲を見せた。
今季の大谷にはエンゼルス時代の2023年8月23日のレッズ戦以来となる2シーズンぶりの投手復帰が注目されているものの、果たして肝心の打撃では結果を残せるのか。
大谷は昨季のワールドシリーズ終了後、脱臼により損傷した左肩の関節唇を修復する手術を受けた。メジャーでは野手でも同じ箇所にメスを入れるのは珍しいことではなく、多くの選手は術後、半年程度で復帰を果たしているものの、実戦に戻ってからしばらくは打撃で苦戦するケースが少なくない。