マスターズ中継またも“ポロリ”で再脚光…TBS名物実況アナが語っていた伝説の「もらい泣き中継」の舞台裏

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 ──活況を呈す女子ツアーとは対照的に、低調が続く男子ゴルフ界にも追い風になる。

 そうですね。日本人が初めてマスターズに挑戦してから85年、松山選手が10年かけてその壁を破った。0から1にするのに85年かかりましたが、1から2はすぐなんじゃないか。今回の快挙に刺激を受けて後に続く若い世代が必ず出てくるだろうし、現に金谷拓実選手(22)のようにその可能性を感じさせる選手もいます。当然、殻を破った松山選手の2度目、3度目のメジャー制覇も期待できます。

 ──ところでマスターズ実況アナのゴルフの腕前は?

 ベストスコアは95、と公には言っています。ということはつまり、ラウンドすればだいたい100を超えるということ。でも、先輩からは「しゃべりはシングル、プレーは100でいい」と教わってきました。しゃべりでOBは打つなよ、と。 

(聞き手=森本啓士/日刊ゲンダイ

▽小笠原亘(おがさわら・わたる) 1973年3月、岩手県生まれ。東洋大を卒業後、96年にTBSに入社。スポーツ実況アナウンサーとして、プロ野球をはじめとする多くの競技を担当。2012年ロンドン五輪では男子ボクシングの村田諒太の金メダル獲得を伝えた。同年からマスターズ中継に携わり、16年からメイン実況を担当。高校では柔道、大学では競技スキーに打ち込んだ。主なレギュラーは「ひるおび!」(火曜)、ラジオ「ジェーン・スー 生活は躍る」(月曜)など。

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