安倍晋三
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2023年は戦争準備と旧統一教会という安倍政治の遺産の清算に苦しむ年になるのか
元旦の新聞は分厚いばかりで読むところがほとんどないのだが、それでも新しい年に各紙が何に力点を置いて報道していくつもりかを占う指標にはなる。 今年はとりわけ読売が突出的で、元旦1面トップは「日韓レーダーを接続/北ミサイル探知、...
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岸田さんは安倍派を一掃するために首相になったと思ってた
「首相になることを目的に首相になっただけの人。政権を維持することしか考えていない」(安倍晋三元首相) これは12月21日付の『デイリー新潮』の『【防衛費増税騒動】核心を突いていた安倍氏の岸田首相評とは? 安倍派議員は「保守派と...
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自民・世耕参院幹事長“二番煎じ”訪台に冷笑…やっぱり「台湾有事は安倍有事」浮き彫り
台湾有事は日本有事ではなく安倍派有事であることが改めて浮き彫りになった。 自民党参院幹事長・世耕弘成が週明け26日から28日まで台北を訪問、28日には総統・蔡英文と会見予定だという。世耕は20日の記者会見で訪台は自身が理事長...
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「亡き人の 印籠かざして 群れ吠える」
岸田首相の防衛費増税への自民党内の反対論。国民負担を考えてのことではない。安倍元首相の“印籠”をかざした権力闘争だ ▼萩生田政調会長は「防衛力増強は安倍さんの遺言だ。財源は国債発行で、と言っていた」と、“安倍様のご威光に逆らう...
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うだうだ言って敗北を認めない黒田総裁 とんでもなかったアベノミクス
10年近くに及んだ異次元緩和政策は失敗した。それを潔く認めて方針転換しない政策当局は、あまりに無責任ではないか。 日銀が20日、「0.25%程度」に抑え込んできた長期金利を「0.5%程度」まで許容拡大すると発表。会見で黒田総...
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無策無能で国民から総スカン 岸田首相はますます米国に媚びるだろう
第2次安倍政権から続く「政治とカネ」絡みの議員辞職は一体、これで何人目となるのか。政治資金パーティーなどで得た収入を収支報告書に計4000万円ほど少なく記載していた問題で、自民党の薗浦健太郎衆院議員=千葉5区=が21日、細田博之衆院...
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安倍元首相「国葬検証」有識者21人の意見を公表 SNSに相次ぐ厳しい意見の指摘
政府は22日、安倍晋三元首相の国葬の検証に関し、有識者21人から意見聴取した結果を公表した。 意見聴取は9月27日の国葬後、憲法や行政学の学者、報道機関の論説委員らを対象に対面形式で実施され、「国民の理解」「国会との関係」「...
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「後出しジャンケン」で「反撃能力」批判 国を滅ぼすのは自民党と大メディア
戦後77年にわたって築き上げた平和国家を担保する専守防衛をかなぐり捨て、米国と一緒に戦争ができる軍事国家へ──。敵基地攻撃能力の保有などを盛り込んだ国家安全保障戦略(NSS)など安保関連3文書が16日に閣議決定されたことで、この国の...
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野放図な「防衛費増」に漂う戦争末期の雰囲気 岸田政権はアベスガ政権の“負の遺産”を継承
戦争末期に似た嫌な雰囲気が漂っている。不支持率5割を超える岸田政権が防衛費を段階的に増やし、2027年度に現状の2倍に増額。27年度以降は財源の不足分のうち、1兆円を増税で確保するという。 産業が衰退し、年間の貿易赤字は20...
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2022年振り返り「今年のバカ」トップ10(後編)統一教会、三浦瑠麗を抑えてのトップは?
前回に続き恒例の年末企画「今年のバカ」トップ10を振り返る。 【第5位】菅義偉 今年見たものの中で一番おぞましかったのが、安倍晋三の「国葬」における菅の弔辞だった。いわく「(安倍の判断は)いつも正しかった」。安倍は生前...
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新区割り対決はまさかの林家“不戦勝”「次の総理」を応援する長州人気質
「下関は林家が本家本元。地盤を返してもらうだけなのです。その先には林芳正総理誕生の道が開けてくる」 【写真】この記事の関連写真を見る(20枚) 林家に近い自民党関係者はそう語る。すでに鼻息はかなり荒い。安倍元首相が「王国...
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先代晋太郎氏から支援を…安倍家のルーツ“長門の里”にいる「墓守」たちの思い
安倍家代々の墓所は、山口県長門市油谷の田園と竹林に囲まれた広い敷地の中にある。広めの駐車場と東屋があり、地域の墓ではなく、安倍一族のみの墓である。 【写真】この記事の関連写真を見る(20枚) 安倍元首相が死去した7月8...
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社会学者・宮台真司氏はなぜ襲撃されたのか? 安倍元首相銃撃事件で展開したメッセージ
言論封殺が動機としたら、ますます世の中真っ暗だ。社会学者の宮台真司氏(63)が教授を務める八王子市の都立大キャンパスで襲撃され、重傷を負った事件。私怨なのか思想上のものなのかは現在のところ分かっていないが、メディアでの積極的な発言で...
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後ろ盾を失った安倍事務所「直結」市議会派の凋落…“重し”が取れて候補者乱立
「全国屈指の保守王国」と称される土地柄のため、下関市議会は定員34議席中、現在20議席が自民党系。うち安倍事務所「直結」といわれる会派は、前田晋太郎市長を送り出した「創世下関」だ。 【写真】この記事の関連写真を見る(20枚) ...
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安倍事務所閉鎖、後援会も解散…No.2以外の地元秘書たちはそのまま廃業へ
今月22日、安倍事務所からの挨拶状が支援者たちのもとに届いた。 〈早いもので安倍晋三代議士が亡くなられて四か月余りが過ぎました〉 【写真】この記事の関連写真を見る(20枚) 〈事務所の閉所につきましては、当事務所は...
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山口県民葬で昭恵夫人が発した「貢献」の真意 後援会は補選出馬に一縷の望みも
「地元のためになんらかの貢献をしていきたい」──。夫が凶弾に倒れて以降、公の場では初の肉声だった。 10月15日、下関市「海峡メッセ」で行われた安倍晋三元首相の山口県民葬。最後の挨拶で喪主の昭恵夫人が語った言葉である。 ...
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死人に口なしでは許されない 「安倍晋三とジャパンライフ」のずぶずぶの関係
統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の広告塔だった安倍晋三という男は、悪徳マルチ商法「ジャパンライフ」の広告塔でもあった。健康グッズなどの預託商法を展開し、顧客からおよそ1億6000万円をだまし取った罪に問われたジャパンライフ元会長...
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安倍元首相国葬「弔問外交」の成果はたった1件! 岸田首相“おこだわり”無駄に終わっただけ
「安倍氏の外交的遺産を受け継いで、発展させる意思を内外に発信したい」 国民の反対を押し切って強行された安倍晋三元首相の国葬について、岸田文雄首相が実施理由のひとつに挙げていたのが「弔問外交」だった。 「弔問外交」とは、元...
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寺田稔前総務相の後任に松本剛明元外相…ん? “悪夢の民主党政権”時代の閣僚ですけど
「政治とカネ」の問題で寺田稔前総務相(64)が辞任したのを受け、後任に自民党の松本剛明元外相(63)が就任した。 「大変重責だと思うが、しっかり負託に応えたい」 21日午前、岸田文雄首相(65)と官邸で面会した後、記者団...
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安倍元首相銃撃から4カ月、遠のく公判…山上容疑者の「鑑定留置」なぜ2カ月延長するのか
安倍元首相銃撃事件発生から4カ月。山上徹也容疑者(42)が法廷に立つのは年明け以降に持ち越された。事件の全容が解明される日が来るのか。 奈良地検は17日、殺人容疑で送検された山上容疑者の刑事責任能力の有無を調べる鑑定留置を約...
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何もかも隠す「安倍国葬費用」…警備コスト開示も“総黒塗り”の不可解
多くの国民が反対した安倍元首相の国葬について、政府は有識者ヒアリングで総額約12.4億円の経費支出の妥当性などを検証しているが、会議は非公開。さらに、警視庁が警備にかかった費用内訳を記した文書を開示したが、これも総真っ黒の“のり弁”...
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「官僚天下り」解禁で進む日本の“オリガルヒ経済化” 可視化されていない安倍政権の弊害
安倍政権の弊害についていまだにきちんと可視化されていない部分がある。それは、健全な官僚制を破壊し「亡国の官僚」が闊歩するようになったことだ。 民主党政権では官僚の天下りが規制されていた。ところが、安倍政権発足後の2015、1...
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野田佳彦氏の安倍元首相追悼演説 あたしはとても感動したけどな
「(前略)とても男性のホモソーシャル的な演説だと思って聴きました。安倍元首相は、福島みずほ党首など女性議員には見下した態度を取る方でした。女性からはあのような演説は生まれないと思いました」(大椿ゆうこ・社民党副党首) これは1...
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岸田首相の朝令暮改の背景 法治主義を破壊した安倍政治の負の遺産
宗教法人の解散命令を裁判所に請求する理由について、岸田文雄首相は、10月18日の衆院予算委員会で「民法(上)の不法行為は『入らない』(つまり刑法上の『犯罪だけ』だ)」と断言した。ところが、翌19日の参院予算委員会で、首相は、「民法(...
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「安倍派を中心に」旧統一教会による“政界工作” 創始者・文鮮明氏の発言録で判明
やはり旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)は、時間をかけて安倍ファミリーを籠絡していたようだ。 旧統一教会の創始者・文鮮明氏が1989年、韓国で行った説教で、自民党の安倍晋太郎元外相が当時会長をしていた「安倍派」(清和会)...
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アベノミクスの亡霊にこの国の資産は食い潰される 「安倍・黒田勘定」で清算を
岸田政権、そして日銀は歴史的敗北に向かっている。ゼロ金利を続ける金融政策は旧日本軍の「インパール作戦」そのものだ。岸田首相、黒田日銀総裁、財務省の神田財務官。3者の頭にあるのは目先の円安阻止だけだ。 足元で繰り返される円買い...
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岸田官邸・財務省は「防衛費」でも寄り切られるのか? 経済対策では自民党に敗北
岸田首相が28日に発表した“規模ありき”の総合経済対策では、財務省VS自民党の攻防の末、一般会計で25兆円が、一夜にして4兆円上乗せの29兆円になった。山際前経済再生相の更迭が後手になるなど自民党と岸田官邸がギクシャクする中で、岸田...
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頼みの総合経済対策も非難ごうごう 迷走岸田内閣“政権末期のような惨状”
もはや政権担当能力を完全に失っている。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と自民党とのズブズブ関係が問題になって以降、内閣支持率はつるべ落とし。過去最低の水準に苦しむ岸田政権が、支持率浮揚の頼みの綱として繰り出した財政支出39兆円の...
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旧統一教会が新たに“名誉毀損”で提訴…「反社会的勢力の定義は困難」安倍政権時の閣議決定を持ち出し
27日、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が新たに、日本テレビ放送網、ジャーナリストの有田芳生氏、TBSラジオ、紀藤正樹弁護士を提訴した。 同日放送の読売テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」でも教会側の会見を速報。教会側は、...
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甘利明氏に内閣支持率激減の“元凶説” 山際氏留任を猛プッシュも辞任直前はドヤ顔で取材対応
「勝ちっぱなしはないでしょう、安倍さん」──。25日の野田元首相による安倍元首相への追悼演説を、この人はどんな思いで聞いたのか。本来なら8月の臨時国会で「遺族の意向」として、追悼演説を担うはずだった自民党の甘利前幹事長のことだ。 ...