今平周吾
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今平周吾の日本オープン優勝で「パッティングの極意」とは何かを考えた
今年の日本オープンは見応えがありました。最終日の18番。今平周吾のロングパットは約20メートル。カップの手前には小さなコブがあるスライスラインでした。ギャラリーもテレビを見ているファンも、今平が打つ前、このパットが「入る」と思った人...
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全英OP日本勢は松山英樹ら6選手出場 リンクスはいったん風が吹けば様相が一変する
今季最後のメジャー「全英オープン」が14日に開幕します。150回の記念大会であり、会場はスコットランドの聖地セントアンドルーズ・オールドコースです。 出場8度目の松山英樹は、同じ会場で行われた2015年大会の2日目に66をマ...
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松山英樹「全米プロ」には期待大! 前哨戦3位タイで不安解消、初Vへ準備は整った
松山英樹が4月の「マスターズ」以来、久しぶりに出場した「AT&Tバイロン・ネルソン」は4日間を戦い通算24アンダー3位タイでした。1カ月にも及ぶツアー離脱の理由は首から肩甲骨にかけての痛みであり、試合前は「ちゃんとアンダーパーで回っ...
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アマ鈴木晃祐にも1打差2位の“恩恵”が…無風の大洗はやはり物足りない
【アジアパシフィックオープンゴルフ ダイヤモンドカップ】最終日 物足りない試合だった。首位に1打差5位発進の今平周吾(29)が68で回り、通算8アンダーでツアー6勝目。7月の全英オープンの切符も獲得した。 ■アマが63で...
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今平周吾の魅力はグリップを短く握り小気味よく振り切ること
2018年、19年と2年連続で賞金王に輝いた今平周吾プロ。今季前半戦は、オフの筋力アップが裏目に出てやや低迷していたそうです。 「単純に筋力アップして距離も伸びると思っていた。でも、アイアンの精度が落ちて、いいスコアにならなか...
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今平周吾が逆転V ショットメーカーが手に入れた海外で戦う「飛距離」という武器
「フジサンケイクラシック」最終日に7バーディー、ノーボギーの64で回り、3打差3位発進から見事な逆転劇を演じた今平周吾ですが、今年の春先はスイングに悩んでいました。 負けず嫌いな性格で、2019、20年と連続出場したマスターズ...
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石川遼は2戦連続2位フィニッシュ…敗因は「スイング不安」「リズムが悪い」と評論家
【フジサンケイクラシック】最終日 「内容がよくなく、苦しいラウンドになってしまった」 単独首位発進の石川遼(29)は、20代最後の優勝のチャンスがありながら、3打差3位からスタートした今平周吾(28)に逆転負けを食らった...
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今の松山には「優勝」のみ 課題は勝つためのゴルフの継続
今年のマスターズはコロナ禍で史上初めて11月開催になりました。4月より軟らかいグリーンはボールがよく止まり、勝ったダスティン・ジョンソンは通算20アンダーまでスコアを伸ばしてコースレコードを2打更新しました。 プレーには緊張...
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今平周吾2アンダーで夢の「マスターズ予選通過」が濃厚に
【マスターズ】第2日 2年連続出場の今平周吾(28)は通算2アンダーでホールアウトし、マスターズ2度目の出場で初の予選通過濃厚だ。 この日は第1ラウンドの残り5ホールを消化。8番でバーディーを奪い、イーブンパーで第2ラ...
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今平周吾の初日は日没中止 2度目マスターズ予選通過目指す
【マスターズ】第1日 2018年から2年連続で賞金王の今平周吾(28)。メジャー成績は初出場の16年全英から昨年の全英まで7大会連続予選落ち。不名誉な記録は今年の全米オープン(61位)で止まった。 マスターズは昨年に続...
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ZOZO選手権でわかった 日本人プロが海外で戦うための課題
今年のZOZOチャンピオンシップ会場だったシャーウッドCC(米カリフォルニア州)は、開場してまもなくの1990年ごろにオフ合宿で訪れ、よく回りました。谷間に18ホールがレイアウトされ、低いところに池やクリークが流れるトリッキーなコー...
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ZOZO選手権日本惨敗 なぜ米ツアープロと対等に戦えない?
【ZOZO選手権】最終日 昨年大会は、日本初開催のPGAツアーとして大いに盛り上がった。今年はコロナ禍のため米国での開催となったことで案の定、23アンダーで優勝したP・カントレー(28=米国)を筆頭に米ツアー勢が上位を独占。日...
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日本OP2日目「首位・2位T」は大学生 男子プロの実力見たり
【日本オープン】第2日 「これからは先生と呼ばなければいかんな」 今大会5勝の尾崎将司は教え子の伊沢利光が1995年大会を制した時にこう言った。それだけ重みのある大会ということだが、2日目が終わってトップに立ったのは通算...
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メジャーの教訓生かした今平周吾と63位出遅れ石川遼の違い
【日本オープン】第1日 「全米オープンに出場して心に余裕ができたということですかね」 8度目のメジャー挑戦だった9月の全米オープンで初めて決勝進出を決めた今平周吾(28)が、初日4アンダー単独トップに立った。海外で厳しい...
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違和感があっても…クラブを短く握るメリットを理解する
グリップを目いっぱい長く握るアマチュアをよく見かけます。総じてスコア100切りに苦戦するゴルファーに多いようです。 ゴルフを習い始めた時に、まずグリップエンドに左手小指を引っかけることを教わり、それが習慣となってグリップエン...
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松山英樹はビッグチャンスを逃してさらに進化し続ける
「何もいいところがなかった」 先のメジャー大会、全米オープンが終わった後の松山英樹のコメントです。そうはいっても、長くて粘るラフ、狭いフェアウエー、高速グリーンに加えて厳しいピンポジションというタフなセッティングの会場で、大会...
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松山が全米OP7位T浮上 魅せた技ありチップインバーディー
【全米OP】第2日 初日はアンダーパーで回った選手は21人もいた。 ところがグリーンが乾き、硬く高速になった2日目は3人だけ。強風が吹き過酷なコンディションに変貌した会場にスコアを崩す選手が相次いだ。4アンダー2位発進...
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男女ツアーは緊急時に対応できる新たなシステムづくりを
先週の「ザ・メモリアル・トーナメント」はJ・ラームが優勝し、スペイン勢としてはセベ・バレステロス以来31年ぶりに世界ゴルフランキング(WR)1位に立ちました。 WRは米ツアー再開とともに再稼働しています。欧州ツアーも先週の「...
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相次ぐ試合中止…先が見えない状況でプロは何をするべきか
日本女子ツアーは今季開幕戦から来週の「アクサレディス」まで相次いで4大会の中止を発表して、いまだに1試合も行われていません。 ようやく暖かくなって、黄金世代やプラチナ世代の華やかな戦いを楽しめると首を長くして待っていたファン...
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今平周吾が2年連続マスターズに向け戦略プランを確認
米ツアー「WGCデルテクノロジーズマッチプレー」(3月25日開幕)、今季メジャー初戦「マスターズ」(4月9日開幕)の2大会に向けて、国内で調整中の今平周吾と一緒にラウンドしてきました。 先月のWGCメキシコ選手権は成績こそ6...
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男子ゴルフツアーでクーデター 大量41人が青木体制に“NO”
「まさに青木会長降ろしのクーデターですよ」(内部関係者) 人気低迷が続く男子ツアーに激震が走りそうだ。 今週13日に都内ホテルで行われる予定だった日本ゴルフツアー機構(JGTO)「第8回定時社員総会」は、選手会側から新...
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S・ノリス アプローチはSWだけではなくパターも使う柔軟さ
昨シーズン、今平周吾プロに次ぐ賞金ランク2位になったショーン・ノリス。アマチュアの金谷拓実君が優勝した三井住友VISA太平洋マスターズで2位になったことで、優勝賞金と同額の4000万円を得て賞金王も狙える位置で終盤を戦うことになりま...
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7戦連続予選落ちせず調子安定 松山英樹は焦らず我慢の時
「松山英樹はいったいどうしちゃったんだろう」 と、ハラハラしてるファンも多いでしょう。 過去2勝の「フェニックスオープン」は直前の優勝予想で2番手に挙げられ、初日は周囲の期待に応えて久々に13位と好発進でした。ところが...
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石川遼が欲しいのは賞金よりポイント 東京五輪への皮算用
【SMBCシンガポールオープン】第1日 賞金は眼中にない。 男子ゴルフの日本ツアー開幕戦はアジアンツアーとの共催大会。賞金総額100万ドル(約1億1000万円)、優勝賞金18万ドル(約1978万円)と、高額ではないが、...
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103位→12位の松山 メンタルの立て直しも向上した20年初戦
3年ぶりに米ツアー優勝が期待される松山英樹の2020年が「ソニーオープン」からスタートしました。 今年は悪天候に多くの選手が泣かされました。 直前大会に勝ったJ・トーマスや好調なP・リードがともに3オーバー・82位タ...
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7大会連続予選落ちの今平 今季目標は「メジャー予選通過」
「3年連続で賞金王を取りたいし、海外メジャーでも結果を残したい」 2年連続賞金王の今平周吾(27)が、米男子ツアーのソニー・オープン(ハワイ州ワイアラエCC=7044ヤード・パー70)に3年連続で出場。開幕前日に今季の抱負を語...
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ソニーオープンに日本人7人出場 松山英樹の仕上がりに期待
米ツアーは2020年初戦の「セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ」が行われ、プレーオフにもつれた激戦をジャスティン・トーマスが制してツアー通算12勝目を挙げました。19―20年シーズン2勝目。17年全米プロに続くメジャー2勝...
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2位選手に優勝賞金 粗末な日本男女ツアーの根底にあるもの
国内男女ツアーは2019年もさまざまな問題点が浮上した。低迷を続ける男子ツアーには人気回復にどうしても越えなければならない壁がいくつかある。その問題点を検証してみた。 男子ツアーは今月9日に都内ホテルで表彰式が行われ、最優秀...
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五輪目指す石川遼 今平周吾と78.34P差逆転へ厳しい道のり
可能性はゼロではない。 男子ゴルフの最新世界ランキングトップ100に日本人選手は3人。松山英樹21位、賞金王の今平周吾31位(160・29ポイント)と石川遼81位(81・95ポイント)だ。 石川が「どうしても出たい」...
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石川遼に求められる“転換” 大事なのは飛距離よりも正確性
男子ツアー最終戦の「日本シリーズJTカップ」を制した石川遼は大きな自信になったはずです。世界ランクは113位から82位までアップ。ここ2シーズンは未勝利でしたが、今季は日本タイトル2つを含む年間3勝です。生涯獲得賞金10億円超えも史...