男子ゴルフツアーでクーデター 大量41人が青木体制に“NO”
嘆願書を独自入手
「まさに青木会長降ろしのクーデターですよ」(内部関係者)
人気低迷が続く男子ツアーに激震が走りそうだ。
今週13日に都内ホテルで行われる予定だった日本ゴルフツアー機構(JGTO)「第8回定時社員総会」は、選手会側から新型コロナウイルス感染防止のため延期の要望が出ていた。
その結果、今月25日に開催されることになり、2019年度事業報告と決算報告の承認、さらに3期目を狙う青木功会長を含む新理事18人の選任が行われる。
日刊ゲンダイは主だったツアープロが署名した「嘆願書」原案をこのほど入手した。そこには上田昌孝、宇治重喜、村田一治の3理事解任要求があり、「上田、宇治、村田の各理事はJGTO内の業務でほとんど機能していない。私達は3名の理事の基(ママ)では安心してプレーできないので、青木会長の英断をお願いしたい」と、ある。
署名しているのは、2年連続賞金王の今平周吾をはじめ、谷口徹、片山晋呉、藤田寛之、宮本勝昌、池田勇太らベテランプロ。そして新たに選手会長に就任した時松隆光や重永亜斗夢、出水田大二郎、浅地洋佑、香妻陣一朗ら若手プロから外国人プロまで41人のサインがある。
ちなみに昨年まで選手会長だった石川遼の名前は見当たらない。