受験
-
悠仁さま進学先に北大説…それでも東大理科二類→農学部が有力なワケ 出会い多いとOG太鼓判
新学期直前の3月29日、宮内庁が秋篠宮家の長男、悠仁さまの高校卒業後の進路について公表した。今年、筑波大学附属高校3年に進級される悠仁さまは、昆虫や動植物などの生態やその生息環境など「自然誌」について学べる大学を希望されているとのこ...
-
2024年大学入試の注目点は…国立大理工系の「女子枠」新設と法政・青学・上智の志願者増
2024年入試は「旧課程最後の入試となるので、なんとしても現役合格をしなくては」という受験生の思いが底流にあったようだ。入学試験の実施時期から「年内入試」といわれる総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜は近年志願者増加傾向にあった...
-
大学入試「総合型選抜」突破のコツは英語とボランティア経験にあり
今年の大学受験は国公立大の後期日程の合格発表や一部の私大を除いてほぼ終わり、受験業界は来年に向けて動き始めている。実はいま、大学受験は保護者が受けたころと一変しているのをご存じだろうか。来年やその先を目指している子供を抱える家庭は、...
-
2024年度入試 パッとしない「日東駒専」の一方で…文系都会派「成成明学国武独」注目の理由
早稲田大学が共通テスト利用の入試に積極的で、従来にも増して難関国立大の併願先として選ばれるようになった。慶応大学はもともと独自の入試科目パターンなので、首都圏の私立大専願受験生のメインターゲットがMARCHに絞られ、激戦化が進んでい...
-
東大の推薦入試制度が悠仁さまに有利に働きそうな理由… 足切りリスクが少ない農学部が確実
推薦入試(学校推薦型選抜)による東大進学が最有力視されている悠仁さま。文Ⅰ~Ⅲ・理Ⅰ~Ⅲを受験する一般入試と違い、推薦は学部が募集する形をとっている。トンボの研究に熱心な悠仁さまが東大を選んだ場合、農学部を目指すのがほぼ確実。同学部...
-
アメフト部問題で日大が前代未聞の志願者数3割減…「日東駒専」から脱落へ崖っぷち
2024年度入試も終盤に突入し、各大学の志願者数が出ているが、相次ぐ不祥事で注目されていた日本大学が、予想を超える志願者数減を記録している。大学通信などの速報によれば、全学部の志願者数は6万6763人、昨年最終出願者数から3万174...
-
地方の女子高校生の東大進学率はなぜ低い…東工大や名大は「女子枠」入試を実施
50年前、高校生向け雑誌で、福島県内の県立女子高が定期テスト(中間や期末など)をやめるというので、取材したことがある。聞き手を東大に合格したばかりの女子学生にした。私が取材依頼をしたときに、取材先の校長は、聞き手が当時珍しかった女子...
-
日立、富士通、三菱商事…企業内三田会「出世」「情報」「リクルート」驚異の威力
日本最強の同窓会と目される慶応三田会。その強みは数多くの有力企業に深く根を下ろしていることだ。企業内三田会の会員数のトップ10は、日立の1800人を筆頭に東京海上日動、富士通、三菱商事、損保ジャパン、野村ホールディングス、トヨタ、三...
-
長老OBの名誉欲発散の場? 向井千秋氏選出も不正横行「評議員選」に生まれたかすかな変化
「塾員(慶応大卒業生)にとって最も大切なイベントは4年に1回開かれる評議員選」と説明するのは慶応同窓会の中央組織「連合三田会」の役員。評議員会は幼稚舎から大学まで慶応全体の最高意思決定機関だ。評議員になるのは塾員の最高の栄誉。定員約1...
-
豊田章男トヨタ会長と破綻した旧タカタ高田重久元会長に見る「外部」と「内部」の大きな差
「塾高(慶応義塾高校)に受験して入ってきた“外部”と下から上がってきた生徒はだいぶ違う。外部のほうがずっとたくましい」と話すのは幼稚舎→普通部→塾高と内部進学した慶応大の文系教授。幼稚舎出身者同士で会話をする際、自らを内部、あとから入...
-
「青学」「中央」「駒澤」の動向は…箱根駅伝と志願者数の気になる相関関係
今年の第100回箱根駅伝は、「MARCH」の青山学院大学と中央大学vs「日東駒専」の駒澤大学と東洋大学の全面対決か、という前評判であった。しかし蓋を開けてみれば、青学大が本命の駒澤大学を制して完全復活を果たし、原晋監督のチーム作りの...
-
受験日をずらせば全付属中学に挑戦できる巧みな経営戦略
「慶応さんは商売上手。とても歯が立たない」と羨望と皮肉を込めて語るのは早稲田実業の関係者。経営的にも、優秀な人材を集める手法でも、慶応のほうがずっと長けているという。特に差を感じるのは中学受験の日程。慶応付属の中学は3校あるが、2月1...
-
慶応内の普通じゃない系列中学校の序列 伝統ある「普通部」を「中等部」が逆転しつつある納得の理由
「ジェンダーフリーの観点からいえば、慶応はかなり遅れていた」と話すのは80代の慶応大元教授。小学校から大学院、そして研究者としてずっと慶応ですごしてきた。その歴史にもくわしい。 「慶応ボーイという言い方はあっても、慶応ガールはほ...
-
家一軒分? 子供が大学までにかかる「リアルな費用」を算出 第3子の児童手当648万円も焼け石
大橋巨泉さん(2016年死去)が生前、こんなことを話してくれた。「人間というのはしょせん、子孫を残すことでしか価値はない。未来の子が生命の謎や諸問題を解決してくれるかもしれない」 大橋さんは、「社会全体で教育に力を」とポツリ...
-
医学部に内部進学できるのはどんな学生か?「塾高」の進学枠もかつてより減少し…
夏の甲子園で107年ぶりの優勝を果たした慶応義塾高校(通称「塾高」)。4カ月近くたった今もOBたちの興奮は冷めず、60代の慶応大文系教授は同級生と一杯やれば必ず「慶応の応援歌『若き血』を合唱してバンザイで締めくくる」と話す。 ...
-
小池知事ブチ上げ「授業料無償化」に都立高の憂鬱…優秀学生が私立に流れ偏差値下落に拍車も
「都の予算にそんなに余裕があるのならもっと早くやってよというところですが、とにかく小池百合子知事に大あっぱれ」と話すのは、文部科学省初等中等教育局の職員。東京都は来年度から世帯の年収910万円未満という条件を撤廃し、私立も含め都内の高...
-
「医学部予備校は必要なし」でも“別格”と称される「鉄緑会」に陰りが見え始めた理由
「医学部予備校に行く意味はほとんどない」と話すのは、医学部専門の個別指導塾の元経営者。 「通常の難関理系コースで十分。医学部だからといって特別な勉強が必要なわけではない。そもそも予備校で役に立つのは模試くらい」と言い切る。 ...
-
慶応幼稚舎の“お受験”は今年も過熱 コネは必ずしも必要ではなくなってきた
「今年は慶応の当たり年。こんなことは一生に一度かも」と感無量なのは慶応大の文系教授。夏の甲子園で慶応高が107年ぶりの優勝を果たしたのに続き、東京六大学野球で早稲田を破り4季ぶり40度目の優勝。神宮球場に駆けつけた文系教授は学生、OB...
-
東大教授が「理Ⅲ学生は患者と接するのが苦手なタイプが多い」と危機感を隠さないワケ
「医師国家試験の合格率にどれだけ重きを置くかはケース・バイ・ケース」と話すのは医学部受験に強い中高一貫校の進路担当。低いよりも高いほうがいいに決まっているが、大学選びの判断材料になるとは限らないという。 2023年度の国試はち...
-
学費を大幅減額できる「地域枠」は医学部生に有益?「年季奉公みたいな制度」と疑問の声も
学費の自己負担が大幅に減額される医学部地域枠。医師不足に苦しむ都道府県が出資。医学部生を囲い込むために設けられた制度だ。地域枠で入学した学生には修学資金が自治体から貸与され、卒業後、特定の地域の指定された診療科で一定期間、従事すれば...
-
“難易度が一見低い”国公立大医学部のハードルが急上昇…コロナ禍で一般家庭の受験者が増加
「結局、一番大事になってくるのはコストパフォーマンス」と話すのは予備校医学部コースのスタッフ。国公立大を第1志望にして、複数の私大をすべり止めにするのが医学部受験の最も多いパターンだ。 「国公立で難易度が低いのは秋田、琉球、福島...
-
ダメな大学が多すぎる? 過半数で定員割れ、文科省が連携・統合進めようとシステム開発
文科省は少子化の影響で定員割れしている私大の連携、統合を進めるため、大学同士をマッチングさせるシステム開発に乗り出すという。 日本私立学校振興・共済事業団の調査によると、320校(53.3%)の私大で今年度の入学者数が定員を...
-
難関医学部を狙うのなら「開成より駒場東邦」のワケ 東大の全学部にも満遍なく合格者
「医学部を目指す家庭に近年、勧めることが増えているのは東邦大の系列校」と話すのは大手学習塾の進路担当。東邦大傘下の中高一貫校は付属東邦と駒場東邦。この2校から東邦大医学部へ合計で最大25人が内部進学できる可能性がある。 「唯一の...
-
日大、慶応、東海、東邦…大学付属小から医学部までエスカレーター式で進むならどこ?
「小学校から医学部への道筋をつけようと画策したものの、うまくいかなかった」と振り返るのは神奈川県の開業医。なるべく早く息子の医学部進学を確実にしようといろいろ調べた。医学部を持つ首都圏の私大で、内部進学の可能性のある付属校を擁するのは...
-
東大理Ⅲの現役割合は8割超 超名門中高一貫校のズバぬけた生徒だけが合格する構図と弊害
「村の神童レベルでは現在の東大理Ⅲにはとても入れない」と嘆くのは東大医学部元教授。1970年代前半に理Ⅲに入学した。 2023年度の理Ⅲ合格者(一般入試全97人)の上位は(1)灘15人(2)桜蔭11人(3)筑波大学付属駒場7人...
-
政府の「理工系新学部」後押しで大学再編が始まる 名門女子短大&女子大は募集停止や統合の流れ
政府が、既存の学部を再編して理工農系学部を拡充する大学に対して財政援助をはじめた。大学側も「このチャンスを逃すべからず」と、どっと応募した。恐竜学部新設の福井県立大学など、日本初のケースもある。 今までどちらかと言えば、文系...
-
日大ブランドはアメフト部員薬物疑惑で再度失墜…数々の不祥事乗り越え志願者復調したばかり
大学受験を控える学生はそろそろ志望校を絞る季節だ。数年にわたる相次ぐ不祥事で、志願者を減らしてきた日本大学は2023年度で復調したばかり。今年の同校の志願者数は学部全体で昨年比105.1%だった(大学通信調べ)。 21年暮れ...
-
医学部志願者数が急増で気になる学費と偏差値の「相関関係」…お得な大学は?
「コロナ禍を経て様相がだいぶ変わってきた」と話すのは医学部専門予備校の講師。 先行きの見えない時代だけに、安定職種で社会的ステータスも高い医師を目指す受験生が急増。23年度の国公立大医学部(一般入試)の志願者数は5.2%増の2...
-
医学科を目指す女子受験生の合格実績が高い大学は? 国立は広島大、私立は杏林大や日本医科大
女子学生の割合が20%強という東京大学の現状打開を目的に活動している東大生グループがある。全国97校(東大合格者5名以上など)の高校2年生を対象に意識調査を実施し、約3700余名の回答を得ている。地方で東大合格者5名以上といえば、ト...
-
私大生ゼロの島根、9割の神奈川、都道府県別の学生比率の傾向は?
大阪公立大学の府民学費無償化のニュースを聞いて、神奈川県に住む受験生が「県内に公立大は横浜市大しかないからな」と嘆いた。これは誤解で、医療系公立大学の神奈川県立保健福祉大学と川崎市立看護大学もある。ところが実際に公立大の学生がいない...