悠仁さまは東大志望でも…一般受験生が選ぶなら"定評ある"トンボ研究の大学は?
秋篠宮の悠仁さまが10歳のとき、2016年度に東京大学が学校推薦型選抜(定員100名)入試を導入した。当時から国立大入試は前期と後期の複数受験制制度であったが、前期不合格者が受験する後期試験は、試験から合格発表・入学手続きまでの時間が制約され、大学側の負担も大きかった。
そこで東京大学は、後期試験を廃止する代わりに、学校推薦型選抜を導入したのであった。ところがこの学校推薦のおかげで、結果的に女子東大生も増加し、入学生の多様化が進んだという好評価も生まれた。別に皇室向けにこの制度を導入したわけではないようだ。
これに気をよくしたのか、東京大学では各高校の推薦枠人数を増やし、別学では3人、共学では4人とした。最近ではこの学校推薦入試で複数の合格者を出している高校が注目され、兵庫県宝塚市の小林聖心女学院高校や東京都立日比谷高校、長崎県立佐世保北高・中など出身校も多彩になった。ただ2024年度の結果では1校3人の合格者を出したのは、開成、渋谷教育学園渋谷、灘など有名進学校ばかりだった。学校推薦の合格対策を進めているのであろう。