闘病記
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3度の手術でお腹の模様が…落語家・入船亭扇海さん膵臓がんを振り返る
2010年、58歳のときに突然、「膵臓がん」のステージ4と診断されました。告げられた余命は「半年」。そう言われてかれこれ12年たったところです。おかげさまで生きていますけれども、当時は思いもよらなくて頭が真っ白になりました。 ...
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歌手の浜中よし子さんは帯状疱疹をきっかけに女優業を離れ…
18~19歳の頃だから、今から64年も前のことよ。当時は「帯状疱疹」なんて名前はなかったと思うわ。でもその名前の通り、帯状にブワッと湿疹ができたのはよく覚えています。 あれは、私が日活という映画製作会社にスカウトされて入って...
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数カ月で進む急速進行性認知症(RPD)はどうして起こるのか
認知症のほとんどは数年から10年程度かけてゆっくり進行していきますが、数カ月から1~2年以内に急速に進行する認知症もあります。 これは「急速進行性認知症(RPD)」と呼ばれ、原因はいくつかありますが、約6割がプリオン病による...
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現役麻酔科医みおしんさん 線維筋痛症の「痛み」との闘い
26歳のとき、感染症で倒れて「慢性疲労症候群」がわかり、その8年後に「線維筋痛症」と診断されました。線維筋痛症と慢性疲労症候群は併発しやすいのです。 なかなか完治が難しい病気といわれていますが、今はほとんど薬を飲んでいません...
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元看護師ましゅーてぃーさん 骨肉腫の術後は痛みとの闘い「できればずっと眠っていたかった…」
国立がん研究センターで「骨肉腫の疑いがある」と告げられたのは2010年、正看護師になるための国家試験の2日前でした。それまで実感がわかなかったのに、その一言を聞いた途端、思わず号泣してしまいました。 腫瘍の場所は右の骨盤。で...
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【シークワーサー】アルツハイマー病の進行を抑える効果も報告
沖縄方言であるシー(酸っぱい)+クワーサー(食べさせる)を足し合わせた言葉を由来とするシークワーサーは、食欲のない時、元気のない時に喫食する習慣がある沖縄原産のフルーツです。古来、日本に原生していて、不老長寿の生薬としての利用もなさ...
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佐野史郎さん多発性骨髄腫との闘いを語る「一度は生きることを諦めかけて…」
入院中に「敗血症」を起こして高熱が1カ月以上続き、日に日に衰弱してしまい、あの世の入り口みたいな夢をみるようになったのです。正直、「これはもうダメなのかな」と思いました。 始まりは去年4月、熊本映画祭のトークイベントが終わっ...
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線維筋痛症の激痛と闘う十文字舞さん「サイレンより大きな声で叫んでいた」
2019年の年末に「線維筋痛症」と診断されて以来、鎮痛剤を処方されてはいます。ただ、痛みはいつどこに出るか分からない状態が続いています。今年36歳、娘を持つシングルマザーなのに収入はなく、70歳近い両親に養ってもらっている情けない現...
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はるな愛さん乾癬との苦闘を語る「アルコールで現実逃避したことも」
実は今年3月末から、ついに保険の利かない高額なお薬に手を出しまして(笑)、悩んでいた「乾癬」の肌トラブルが激減したのです。ほら、肘もツルツルでしょう? ちょっと前までは肘や膝、首や背中がひどく荒れてて憂鬱でした。 もし、肘や...
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腸閉塞で絶飲食を経験した竹原慎二さん「よくボクサーやってたな」
「イレウス(腸閉塞)です。竹原さん、帰れませんよ」 そう告げられたのは今年4月、救急車で運ばれた病院でした。 その前日、ゴルフを楽しんだ後に刺し身などを食べて帰宅したら、なんとなくお腹の調子がおかしかったんです。腹痛が...
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黒目があさっての方向に…癒シンガーKeikoさん多発性硬化症を語る
2012年のある朝、ベッドから起きたらなぜか真っすぐ歩けませんでした。それでも外出して、なんとか用事を済ませた帰り道、再び歩き出すとどうしても左へ左へと寄っていくではありませんか。言ってみれば、酔っぱらいのお父さんが寿司折りをぶら下...
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お笑い評論家の西条昇さん「キンケツ症」と告げられて思わず…
2019年4月に約1カ月間、入院しました。54歳のそのときまで大病をしたことがなかったので、「いよいよ弱ってきたな」と思い、気になって54歳で亡くなった人を調べてみたんです。すると、先代の林家三平師匠や先代の金原亭馬生師匠(女優・池...
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キーボーディスト都啓一さん「濾胞性リンパ腫」克服までを語る
治療を始める前、PET検査の画像に黒い部分がいっぱいあったので、医師に「これは何ですか?」と聞いたら、「全部がんです」と言われたんです。「え? スゴッ」と他人事のようなリアクションになってしまいました。 悪性リンパ腫のひとつ...
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1年生存率3割と告げられ…心理カウンセラーの刀根健さん肺がんとの闘い
「肺がん」でステージ4を告知され、骨、肝臓、腎臓、脾臓転移さらには脳腫瘍という絶望的な状況から1カ月足らずでがんが消失し、もうすぐ5年が経ちます。普通に仕事もしています。でも、治療は人それぞれです。私の経験がほかの人にも有効とは言えま...
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バイオリニスト古澤巖さんは10年前に緑内障が発覚「音楽家でよかった」と
10年ほど前に受けた人間ドックの視野検査で「視野が狭くなっていますね」と指摘されて以来、ずっと1日1回、寝る前に点眼薬をさしています。そもそも人間的に視野が狭いのに、これ以上狭くなったら困るなと思ってね(笑)。 いわゆる「緑...
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肝硬変で余命宣告も…林葉直子さん「良くない恋愛で酒量が増えて…」
今は故郷の福岡で母と一緒に暮らしています。アルコール性肝炎で入院した42歳のとき、福岡から上京した母が「1人で住んでたら危ないから帰るよ」と、私が住んでいた都内の賃貸マンションを解約し、荷物を福岡に送ってしまって(笑)、退院後は帰郷...
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くも膜下出血で3カ月間意識不明…T-BOLAN上野博文さん復活までの闘い
主治医の話では、自分が発見されたのは倒れてから5日後だったようです。そのときの記憶はありません。覚えているのは、新バンド(T-BOLAN休止中に活動したバンド)のリハーサルがあって、「じゃ、また来週」と言ってメンバーと別れたところま...
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死んじゃうのかなと…ryuchellさん語るカンピロバクター腸炎の苦しみ
お腹が痛いだけじゃなくて、高熱に頭痛、関節痛に吐き気、下痢と血便が続いて「これ、治るのかな」と不安でした。胃腸炎を起こす原因菌はサルモネラ菌や黄色ブドウ球菌などいろいろありますけど、「カンピロバクターじゃなくてよかったね」と言われる...
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言葉で仕事をしてきた自分が…ナレーターの沼尾ひろ子さん脳梗塞と失語症を振り返る
脳梗塞になったのは2006年の初夏でした。生放送のレギュラー番組4本に加え、突発的な仕事もあってとても多忙だった頃です。 たまたま土日に休みが取れたので、久々に実家に顔を出そうと車で東京から栃木に向かったその道中で最初の異変...
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副作用で妄想も…元宝塚トップスター安奈淳さん「全身性エリテマトーデス」との苦闘
「今夜がヤマです」 病院に駆け付けてくれた友人たちは医師からそう告げられて、お葬式をどうするか話し合ったそうですよ(笑)。2000年、当時53歳だった私はそんな状態でした。 31歳で宝塚を退団した後、忙しさも手伝って3...
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舞台上で息が苦しくなって…俳優・松尾貴史さん「肺塞栓症」を振り返る
去年の12月、生まれて初めて舞台に穴をあけました。中止となった長野県と滋賀県の公演チケットをご購入いただいた方に申し訳なく、共演者、スタッフにも多大な迷惑をかけました。 異変は、稽古が始まって間もない10月10日のことでした...
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大腸がんと闘う漫画家ひるなまさん「検査画像の“サイン”にピンときました」
ウサギのイラストで失礼します。出身や顔出しを一切NGにして活動している漫画家です。 「大腸がん」がわかったのは2019年の秋でした。それまで便通にはあまり問題はありませんでした。ただ、もともと生理痛が重くて、11歳の初経からず...
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病名が重すぎて…看取り士会代表・柴田久美子さん語るがんとの闘い
人口が600人ほどの離島に渡って4年目の2002年、在宅ケアをする介護士として勤務していたときに「顎下腺がん」になりました。 2週間ほど微熱が続いて食べ物がのみ込めない状態になり、島にひとつの診療所で診ていただくと「これはお...
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市川真由美さんが語るがんとの闘い「こんな体になっても生きなきゃダメ?」と毎日泣いていた
33歳の「子宮頚がん」から始まって「うつ病」「腸閉塞」「リンパ浮腫」といろいろあって、一番最近は2019年の「乳がん」です。その間には出産があり流産もあり、42歳のときには余命宣告もありました。それから12年たった今も生きていますけ...
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LOUDNESSドラマー鈴木政行さん 脳梗塞から奇跡の復帰を語る
右半身が麻痺して、ろれつも回らなくなって、なんとかしようとあれこれ考えたけど、どうにもならなかったので「まぁいいや」と水を飲んで一晩寝ました。なので、後遺症がたくさん残っているんです……ただ、普通なら死んでいたかもしれません。 ...
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大腿骨頭壊死症で引退…元オリックス西浦颯大さんが苦闘を語る
異変は2020年のシーズン終盤、左のお尻まわりに筋肉痛のような痛みを感じたことでした。歩けないほどの痛みではなかったので様子を見ていたところ、数日後、一軍に呼ばれて試合に出ると左股関節の骨に痛みを感じました。その日は乗り越えたものの...
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園子温監督が心筋梗塞を振り返る「もう少し病院が遠かったら死んでいたかも…」
病院に運ばれて間もなく、心肺停止したらしいです。後から聞いた話では1分間ぐらい死んでいたみたい。たぶんその時だと思うけど、黄泉の国っていうのかな、ものすごくきれいな星空のような中にいて、最高に気持ちいい体験をしました。もう少し病院が...
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腎臓がんで手術のBOROさん「小さなことに幸せを見出せるようになった」
2021年1月、左腎臓の部分摘出をしました。手術後の鈍痛や、周りの環境を見たとき、ここは「地獄だ」と思いました。 でもあるとき、ふっと「これが今の自分の現実だ!」と自分自身に起こっている全部を受け入れた瞬間があって、それから...
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射精した瞬間にピキッと…笑福亭羽光さん語る「解離性脳動脈瘤」
2019年12月に「解離性脳動脈瘤」を発症し入院しました。脳内の動脈の血管の一部の壁が剥がれ、血流が悪くなって血管がコブのように膨れてしまう病気です。放っておいたら脳梗塞を起こしたりしてしまうそうで、怖い思いをしました。 発...
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三遊亭あら馬さん、あと半年の余命宣告を受け…肝臓移植から復帰までを語る
去年10月半ば、弟の肝臓の25%をもらって、生体肝移植手術をしました。そして、12月5日には無事に故郷の鹿児島での二つ目昇進のお祝い会を務めてまいりました。周囲には「無理するな」と言われましたし、自分でも賭けでしたが、あの目標がつら...