闘病記
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脳挫傷で救急搬送された作家の伊丹完さん「もう少し時間がたっていたら死んでいたかも…」
「ここはどこだろう?」という感じでした。 自宅からほど近いファミリーレストランでいつものように食事をし、いつものようにワインを3~4杯飲んで、会計を済ませていつもの道を家に向かって歩いていたのに、そこから記憶が消えていたのです...
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舌がんの切らない治療「選択的動注併用放射線療法」 体験したシェフに聞いた
20~40代という若い世代でも発症する舌がん。進行性の場合、標準治療は舌の半分以上、あるいは全てを切除する「舌(亜)全摘出術」であり、治療後の舌の機能障害が大きな問題となる。一方で、「切らない治療」もある。そのひとつが「選択的動注併...
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糖尿病体験記…教育入院後2週間でインスリンを中止し血糖値は正常に
「このままだと、あなた、命を落としますよ」──。私が真剣に糖尿病と向き合うキッカケは会社の健康診断での医師のこんな言葉でした。 2年前の健診で7.5%だったHbA1cが昨年は10.3%、今年は10.8%。私にもインスリン注射が...
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芸人・コラアゲンはいごうまん心筋梗塞での緊急手術を語る
舞台に立って漫談をしているまさにその最中に“それ”は起こりました。突然、心臓をギューッと握りつぶされるような、経験したことのない痛みに襲われたのです。 昨年9月8日、横浜で落語家の春風亭一之輔師匠との二人会での出来事です。互...
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元国立がん研究センターの医師は重度の糖尿病を食事・運動・計測で治した
糖尿病と宣告されたのは29年前、私が53歳の頃です。当時国立がんセンター(現国立がん研究センター)研究所の疫学部長として忙しい日々を送っていました。ある日、出張先のホテルの体重計がいつもの77キロではなく72キロを指しているのに気づ...
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膵臓がんで余命宣告された叶井俊太郎さん「本当に半年で死ねるんですね?」
「余命半年」と言われたのに半年以上たっても死なないから、「先生、話、おかしいじゃないですか。俺、ここに合わせて生きてきたのに、このあとどうすればいいの?」ってことは言いましたよ。 でも、延期しちゃってるのはしょうがないから、毎...
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あんなにグチュグチュしていた肌が…証券アナリスト森永康平さんはアトピー“克服”
「アトピー性皮膚炎」は大人になっても悩まされていました。顔に出ちゃったときは肌がボロボロすぎて外に出られなかったくらいです。でも、今はテレビ局のメークさんに「肌キレイですね」って言われることもあるんですよ(笑)。 もともとアレ...
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血管のことばかり考えていた…歌手の鈴木花純さん下肢静脈瘤の手術を振り返る
「下肢静脈瘤」は、静脈弁(血液を脚から心臓へ戻すための逆流防止弁)の働きが悪くなり、血液が滞り血管が太くなって瘤状に浮き出てしまう病気です。命に関わることはありませんが、長年放置すると皮膚がボロボロになって、瘤が破れて出血することもあ...
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“闇医者”で手術して以来、詰まりやすくなって…俳優の松井誠さん胃腸トラブルとの闘い
16歳の時に胃潰瘍と十二指腸潰瘍になって、胃の3分の2と腸を何センチか切りました。昔のことなので時効ですけど、15歳から新宿の歌舞伎町でホストをやっていたので、売り上げを上げるためにいろいろ無理をして胃腸を壊してしまったのです。 ...
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見慣れた家の中が違う世界に…女優・柏木由紀子さん原因不明の眼病を振り返る
今年6月にブログで公表してから「何という病名ですか?」「どこの病院で診てもらったんですか?」といった問い合わせを多くいただいて、同じような症状に悩んでいる方が多いことを痛感しました。 「滑車神経麻痺」という目の病気です。今年の...
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MCI(軽度認知障害)(2)日記を書くために辞書を引く毎日
神奈川県横浜市内に住む藤原達夫さん(仮名・65歳、大手企業嘱託社員)は3年前、市内にある総合病院の脳神経外科で「MCI」と診断された。 担当医からは「MCIは、頻繁に置き忘れ、捜しものをする。同じ話、同じ質問を繰り返す。慣れ...
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「成長したくない」と思うようになって…プロボウラーの安藤瞳さん摂食障害との闘い
「先生や親に褒められたい」「いい子でいたい」という思いが強い子供でした。すべてが完璧でないと気が済まなくて、学校の成績は常にトップクラスでした。 ところが、小学3年生ぐらいからなぜだか分からないけれど「成長したくない」と思うよ...
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MCI(軽度認知障害)(1)パソコンの暗証番号が思い出せない…
期待されているアルツハイマー型認知症の新薬「レカネマブ」(「レケンビ点滴静注200ミリグラム」「同点滴静注500ミリグラム」)の解禁が秒読み段階に入った。 問題は価格で、一足早く承認された米国の設定は日本円でおよそ年間360...
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斜視で近視だった女優の寺田有希さん「手術で世界が変わった」
「あなたの目は厄介な目ですね」と、ずっと言われ続けていました。まさかその厄介な目でクリアな世界が見えるようになるなんて、まったく思っていなかったんですけど、2016年、ICLという手術をして裸眼で生活できるようになりました。 ...
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鼠径ヘルニア手術(3)悩まされた排尿障害「トイレに駆け込んでも間に合わない」
連日、猛暑日が続く7月中旬、浅沼浩さん(仮名.71歳=神奈川県川崎市在)は、「鼠径(そけい)ヘルニア」の手術を受けた。 介護福祉士である浅沼さんは、高齢者の入浴やベッドの寝起き介護で、腹に力を入れる職務も少なくない。病院から...
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膵臓がんで延命治療を告げられたYouTuberみずきさん「道が閉ざされた感じでした」
治療しなければ4カ月、治療しても早ければ半年、長くて2年──。 これは、延命治療しかないと言われたとき、こちらのお願いで、先生から伺った余命です。延命の目安が欲しかったんですよね。でも今のところ治療がとてもうまくいっていて、...
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歌手のミーウェルさん20代後半で顎変形症の手術を決断した理由
「顎、曲がってるけど大丈夫?」 職場の上司にそう言われたことがきっかけで、本気で顎の治療と向き合う気持ちになりました。当時20代前半だったので、かなり傷つきましたけれど、今となっては感謝もしています。 噛み合わせが歪ん...
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鼠径ヘルニア(1)医師の診断は即決「手術しかありません」
神奈川県内在住の浅沼浩さん(仮名=71歳・男性)は、10年前に介護福祉士の資格を取得し、県内外の老人ホーム施設に勤務してきた。 介護仕事は、ハードな職業である。高齢者を抱きかかえて寝起きさせる時や、入浴介護時など、とくに専門...
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鼻から新幹線が…俳優の神木優さんが慢性副鼻腔炎の手術を振り返る
5年ほど前、「慢性副鼻腔炎」の手術をしました。「いやぁ、鼻ってこんなに空気が通るんだな」って、あまりにも衝撃的だったので、その感動を絵にしたら、鼻から新幹線が出てくる絵になりました(笑)。今でも保管しています。 物心ついた頃...
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高血圧症の克服(5)「降圧剤の処方を変えましょうか」担当医からうれしい言葉
40代に入って「高血圧症」と診断された。以来20年間、降圧剤「アムロジピンOD錠」を常備薬にしてきた早川栄治さん(仮名.69歳=埼玉県在住)だが、今年5月に予想外の様変わりを見せる。 「自宅近所の総合病院で2カ月に1回、『Ⅰ度...
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心不全で救急搬送を経験…作家・花房観音さん「人通りのない場所だったら死んでいた」
更年期障害だと思っていたら、「心不全」を起こして救急車で運ばれてしまったお話です。去年の5月のことです。 歩いているだけで息苦しさを感じるようになったのは、その1カ月前ぐらいでした。でも、決定的なことがなかったので病院に行く...
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高血圧症の克服(4)通片道1時間の勤ストレスから解放…1万歩の農道散歩と野菜生活
2022年の秋、イベント企画会社を経営する早川栄治さん(仮名.69歳=埼玉県在住)は、20年間東京都内に借りていた事務所を引き払い、仕事場を入間の自宅に移した。 早川さんの持病である高血圧症(本能性高血圧)は、「1度高血圧」...
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脳腫瘍で人生を諦めていた歌手の岡田しのぶさん「奇跡が起きた」
目の裏、嗅覚神経が走っているど真ん中に直径4センチの脳腫瘍が見つかったのは去年の6月でした。腫瘍は良性でしたが、できた場所が悪く、何かしらの後遺症が残ることは覚悟しなければなりませんでした。最悪なことばかりが頭をめぐって、半ば人生を...
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ボクサーみたいに顔が腫れて…プロダーツの川島淳さんネフローゼ症候群との苦闘
出産を終えた2008~09年ごろ、まぶたがボーンと腫れるようになり目のトラブルだと思って眼科を受診しました。これが「ネフローゼ症候群」による症状だとわかったのは、それからおよそ4年後のことでした。 眼科では何もわからなかった...
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子宮内膜症で手術を選んだフリーアナの宮島咲良さん「ロケ中に大激痛に襲われて…」
「子宮内膜症」のひとつ「チョコレート嚢胞」の治療で、腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出手術を受けたのは、2021年3月初旬でした。今は、生理痛がないことはこんなに楽なのか! と、人生が百八十度変わるくらい毎月の不安から解放されて幸せいっぱいです。 ...
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高血圧症の克服(1)降圧剤を飲んでも治らなかった血圧が正常に
初夏の日差しを感じ始めた今年5月、イベント企画会社を経営する早川栄治さん(仮名.69歳=埼玉県在住)は、思いがけない経験をする。 20年ほど前に「高血圧症」と診断された早川さんは、以来、降圧剤「アムロジピンOD錠」5ミリグラ...
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藤田紀子さん「今もはっきりとは見えてないんです」…「ぶどう膜炎」と付き合って20年以上
「自己免疫疾患からくるぶどう膜炎」と診断されたのは、今から22~23年前です。その前から直射日光に弱くて、すぐに目が充血してしまうので眼科にはかかっていたんです。当時は「虹彩炎」(ぶどう膜炎の一種)と言われたのですけど、離婚後に改めて...
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狭心症(5)「毎晩、妻とビール2本の晩酌は継続しています」
都内の循環器専門病院で、東海林治郎さん(仮名.68歳)はこの3月、「狭心症」のカテーテル治療を受けた。 この病院は、狭心症治療の入院期間を、症状の軽重によって3泊4日、2泊3日、1泊2日、または日帰り入院と決めている。東海林...
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鈴木砂羽さんは子宮筋腫で上部切除を選択 「すごい決断」と言われたが、何が?という感じ
貧血で顔が真っ白な紙のようになるくらい生理が重かったので、昨年6月に子宮筋腫と子宮上部を開腹手術で切除しました。おかげさまですこぶる快適。改めて「煩わしかったんだな」と思いました。 40代前半から筋腫があるのは知っていました...
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男性乳がんを経験した野口晃一郎さん「転移と聞いて死を身近に感じた」
「なんで左胸だけへこんでるんだろう?」 ことの始まりは2016年、お風呂上がりに妻が言ったこのひと言からでした。その時は「ちょっと太っちゃったからかな」と笑いましたが、言われてみれば確かに左の乳首が陥没している。ふと「乳がん」...