闘病記
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トイレは1日40回 俳優・井澤こへ蔵さん潰瘍性大腸炎を語る
俳優になることを決めたのは、「復活したら後悔しないように生きよう」と思うほど死を意識したからです。そして、体調が一番優れない時に救われたのが、同じ病気を抱える高橋メアリージュンさんの活動を目にした時です。本当に勇気をもらいました。「...
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義足のモデル今西柊子さん「痛みから解放され人生が再開した気分」
3年前、左脚の太ももから下の切断手術をしました。術後、傷口が痛かったかどうかは覚えていません。たぶんそれまでの痛みのほうが強烈だったので、あんまり痛いと感じなかったのだと思います。 最初の異変は小学校の高学年です。バレーボー...
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大山加奈さん椎間板ヘルニアと闘い「死んだほうが楽だ」と
「よくこんな状態でバレーボールやってたね」 医師にそう驚かれたのは、2008年の京大病院でのことでした。その年の8月、北京五輪が開催されている真っ最中に私は「椎間板ヘルニア」と「脊柱管狭窄症」の手術を受けていました。 ...
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1日でも長くリングに…格闘家のノブハヤシさん白血病を語る
一度は良くなったのに再発して骨髄移植しているので、闘病は通算6年に及びました。しんどいときは何度もありましたが、「引退は復帰してから」にしたかったんです。おかげさまで、寛解した今も現役でリングに立っているんですけれど、当時の心境とし...
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サッカー選手の松本光平さん 外傷性の両眼の障害との闘い
見た目はわかりませんが、右目は真っ白で何も見えていませんし、左目もぼんやりとかすんだ感じ。前に人がいることは分かりますが、顔のパーツはあまり見えていません。この先も元の視力を取り戻せる可能性はほとんどありません。 でも大丈夫...
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トレーニングで克服 谷隼人さん語る椎間板ヘルニアとの闘い
腰痛がひどくなって人生初のMRI検査を受けたのは40代半ばでした。もののみごとに腰椎の4番と5番にヘルニアが認められ、医師には「かなり悪いです。5段階でいうと4レベル。これは手術ですね」と言われてしまいました。 でも、結局手...
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下半身の感覚がなくなって…ヤマザキモータースさんADEMを語る
15年前、「急性散在性脳脊髄炎」、通称「ADEM」という病気を発症しまして、一時は胸から下の体の感覚が麻痺して、まったく動かせなくなりました。リハビリで歩けるようになったのですが、いまだに走ることはできませんし、なんといっても排尿障...
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死亡率8割の脳出血を乗り越えた俳優の野崎ゲレーロ聡史さん
忘れもしない2009年1月16日の午後1時すぎ、2週間後に本番を控えた主演舞台の稽古中に、急にろれつが回らなくなりました。演出家に「そんなんじゃダメだろう!」とめちゃくちゃ怒られて、いったん休憩になりました。 まったくの健康...
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網膜円孔・網膜裂孔<4>100%近い確率で網膜剥離の予防が可能
自宅から徒歩で10数分というA眼科病院で高野稔さん(仮名。埼玉県内在住=自営業・70歳)は、盆休み「網膜円孔・網膜裂孔」のレーザー手術を受けた。 手術から1週間後、経過観察のために、同病院を再訪した。最初の診察(検査)から間...
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網膜円孔・網膜裂孔<3>レーザー照射で後頭部に軽い痛みが
猛暑日が続いた8月中旬。目の検査で、「網膜円孔・網膜裂光」と診断された埼玉県内に住む高野稔さん(仮名・70=自営業)は重い足取りで、自宅近所の眼科病院を再訪した。 2日前、診察を受診したとき、担当医師から、 「レーザ...
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網膜円孔・網膜裂孔<2>自分では「白内障」を疑ったが…
埼玉県内に住む高野稔さん(仮名、70=自営業)は、盆休みを利用して、自宅から徒歩でも行ける近所の眼科病院を訪ねた。 1年ほど前から新聞の文字がぼやけて読みづらいという症状が続いていたからである。 視力が急激に落ちてい...
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網膜円孔・網膜裂孔<1>眼鏡店のススメで眼科医院へ
埼玉県内に住む自営業、高野稔さん(仮名=70)は、8月中旬のお盆休み、自宅から徒歩15分という眼科病院を訪ねた。近隣主婦の話しで、評判がいい眼科と聞かされていたからである。 診察で「右の眼に、網膜円孔、網膜裂孔が見られます」...
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しゃべることもできず休職して…宮崎宣子さん語る顎関節症
最初の異変は入社して4年目ぐらいのある朝のことでした。起きたら口の中がジャリッとして、「何?」と思ったら歯がちょっと欠けていたのです。以来、ちょくちょく歯が欠けて、そのたびに会社の診療所で応急処置でセラミック補強してもらっていました...
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感染封じ込め成功国からの帰国<5>日本は管理が緩くなっている
8月27日、成田のAホテルに2週間隔離状態にされた、台湾からの帰国者、古川亮一さん(仮名・40=社会福祉団体職員)がようやく解放された。 「チェックアウト時、ホテルから『2週間宿泊証明書』を手渡され、出所というか、喪が明けたよ...
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感染封じ込め成功国からの帰国<4>アルバイトのような隔離生活
猛暑日が続く8月中旬、台湾から帰国した古川亮一さん(仮名・社会福祉団体職員=40)は、成田のAホテルに“隔離”された。 連泊、2週間の滞在である。新型コロナウイルス対策の「特別対応」で、部屋の清掃はない。滞在4日目、部屋は汚...
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感染封じ込め成功国からの帰国<3>レストランでの食事はNG
台湾からの帰国直前に成田駅近くのAホテルを予約していた社会福祉団体職員の古川亮一さん(仮名=40)は、8月12日夕方、チェックインした。厚労省や外務省の要請で帰国直後、2週間のホテル滞在を余儀なくされたからである。 ホテルの...
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菊田あや子さん語る尿管結石 激痛に襲われるたび薬で抑え
尿管結石を発症したのは2004年でした。夜、友達と飲んだ後に映画館に行ったら、どうも右の腰の前のあたりが痛むの。「おかしいなあ」と思いつつ、「酔っぱらってるのかな」と思ってガマンして家に帰り、テレビでちょうどはやっていたドラマ「冬の...
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夫が感染…妻はその時<前編>大丈夫だとタカをくくって…
7月初めはいわゆる“夜の街”での感染が多かった新型コロナウイルスだが、ここ1カ月の間に家庭内感染が急増している。家族の誰かが知らないうちに感染していたが無症状だった、あるいは発熱などの症状が出てから検査を受け、感染が分かった時にはほ...
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頭木弘樹さんは潰瘍性大腸炎で13年間入退院を繰り返し…
今からだいぶ前のことですが、当時、僕は医師から「一生、親に面倒を見てもらうしかない」と言われました。今はおかげさまで自立していますけれども……(笑い)。 「潰瘍性大腸炎」は大腸の粘膜が炎症を起こして、びらんや潰瘍ができる難病指...
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紺野ぶるまさん 便秘がきっかけで卵巣と心臓に病気が見つかった
先天性の心疾患「心房中隔欠損症」だとわかったのは5歳のときでした。きっかけは便秘です。ある日、「ウォー」って叫ぶくらいめちゃくちゃお腹が痛くなって、幼稚園に行けなかったことをはっきり覚えています。 自宅近くの病院でレントゲン...
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歌手の香寿美さん「坐骨神経痛」に苦しんだ1年半を語る
いまだに何が効いて治ったのか分からないのですが、激痛から解放されるまでおよそ1年半かかりました。 痛みの始まりは2017年の夏に風邪をひいたとき、咳き込んでギックリ腰になったことでした。20代の頃に舞台上のアクシデントでギッ...
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新型コロナ<後編>抗体検査で過去も現在も陽性と判明して…
緊急事態宣言下でも通常勤務が続き、複数人での飲み会にも参加していた町田祐介さん(仮名・30歳)。飲み会の同席者に新型コロナウイルス感染が発覚し、2日後には町田さんも40度近い高熱を発症したため、「新型コロナだと確信していた」という。...
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“ゴミ清掃員芸人”滝沢さん 簡単なはずの手術で心肺停止に…
首の後ろの付け根あたりにボコッと盛り上がったものを感じたのは、4~5年前のことでした。押してみると適度な弾力があって特に痛みもない。「でっかいホクロかな」と思って妻に見てもらったら、「なんか白いのがある」というので町医者に行ったんで...
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新型コロナ<前編>たらい回しにされて検査も受けられず…
「ああ、これは新型コロナウイルスだなとすぐにピンときました」 都内の金融系企業に勤めている町田祐介さん(仮名・30歳)は、今年のゴールデンウイーク直前にいきなり39度を超える高熱が出た。町田さんは平熱が37度前後で、普段は風邪...
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「ワースト10に入る悪さ」と言われ…粕谷哲さん語る1型糖尿病
それは僕がITコンサルタントとして働いていた2012年の春でした。突然、異常な喉の渇きが始まり、2週間ぐらいで体重が7キロ激減しました。身長182センチの僕が55キロまで落ちてしまったのです。多飲により、深夜1時間おきにトイレに起き...
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下肢静脈瘤の松岡きっこさん 手術してスカートを履けるように
50歳目前で、ふくらはぎに血管が浮き出ていることに気づきました。ある日、突然という印象でしたね。そのとき思ったのは「ああ、母と同じだ。嫌だな」でした。 母の脚に血管が浮き出ていたのを見たのは私が30歳ぐらいのときです。でも当...
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局所性ジストニアのERIKAさん 手術で頭蓋骨に穴を開け…
「その弾き方おかしくない?」 18歳のころから教えていただいているギターの先生にそう言われたのが異変の始まりでした。 2018年1月、自分の27歳の誕生日イベントの準備で、先生にも手伝っていただいていたレコーディングの...
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新型コロナ<後編>本当にギリギリの状態だったんだろうと…
アスリートのセカンドキャリアをサポートする一般社団法人S.E.A「日本営業大学」の代表理事を務める中田仁之さん(50歳)は、同法人の開校式直前に新型コロナウイルスの感染が判明。隔離入院していた病院から、昏睡状態のままコロナ患者を受け...
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大泉逸郎さん9年前に脳梗塞「仲良く付き合っていくしか」
脳梗塞を発症したのは東日本大震災のあった2011年の1月18日だね。山形に住んでるんだけど、自宅の近くの友達の家に行ったら、急にグルングルン目まいがしてさ。頭痛もちょっとあったけど、目まいのほうがひどくて、もう歩きにくくて、まるで自...
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新型コロナ<前編>苦しくて人工呼吸器のチューブを噛みちぎり前歯を失った
「また感染者が増えてきていますし、3回も感染した人がいると報じられているでしょう? あんな恐怖は二度と経験したくないので、いまだに電車にはほとんど乗っていません。ずっと車で通勤しています」 4月初めに新型コロナウイルス感染症が...