闘病記
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糖尿病(3)1週間で5キロ減量…“代償”は両足の靴ずれ
春の健康診断で急激な血糖値上昇に慌てた60代会社員のAさん。専門医の受診前にウオーキングと食事制限を始めたが、その効果は最初に「目」に表れたという。 「血糖値対策を始める以前は、視力は出ても見づらい感じがありましたが、新緑が以...
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「眼科医に驚かれた」格闘家の才賀紀左衛門さん若年性白内障を振り返る
活躍していた当時は、試合ではダウンしなかったんです。でもあるときからよく倒れるようになった。年齢でいえば26~27歳ごろです。絶対に勝てると思っていた相手にノックアウト負けしたとき、正直「うそやろ?」と思いました。こんなこと言ったら...
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糖尿病(2)1日20キロのウオーキングを開始「何をやってきたんだ、との恥ずかしさがあった」
体力に自信があったAさんがすぐに始めたのがウオーキング。通勤時、普段より1時間半早く家を出て4駅先まで歩く。パソコンで距離を測ると片道10キロ近くあった。仕事での歩数を考えると1日20キロ近くになる計算だったという。食事は1日2食と...
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前立腺がんと闘う芸人の大空遊平さん 昨年は線路に転落して右腕を失う
ご覧の通り、私は右腕がありません。これは昨年11月に酔っぱらってホームから線路に転落して電車に接触したらしく、気付いたら病院にいて片腕がなかったのです。こういうのは「切断」ではなく「轢断」と言うんですって。車輪にひかれたことによる死...
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がんノート代表理事の岸田徹さん「がん告知の後は“アディショナルタイム”の感覚です」
「胚細胞腫瘍」は10万人に数人の割合しか発症しない希少がんで、原始生殖細胞という胎児のもととなる未熟な細胞が成熟する過程で発生する腫瘍の総称です。比較的若い人に多く、進行のスピードが速いのが特徴です。 僕ががんの告知を受けたの...
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悪性球腫で右脚の中身は人工物に…演出ディレクター栗栖良依さんはそれでも夢を叶えた
右脚は外側だけ本物で、中身は太ももの真ん中からすね辺りまで筋肉を含めてすべて人工物に置き換わっています。2010年2月に受けた人工関節置換術は16時間の大手術でした。 右脚の膝関節が痛いと思い始めたのは09年の秋ごろです。近...
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フリーアナ橋谷能理子さん 聴神経腫瘍から4年半…「下り階段は絶対に手すりが必要でした」
「聴神経腫瘍」は10万人に1人しかいないような珍しい病気で、一言で言えば良性の脳腫瘍です。良性とはいえ脳腫瘍ですからショックでしたが、告知から2日目ぐらいには立ち直って、聴神経腫瘍についてできる限り調べ、その方面で名医といわれる医師を...
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乳がんを克服した藤森香衣さん「亡くなった友人の言葉が救ってくれた」
「ステージ0期の非浸潤」という超早期発見だったので、治療は右胸の全摘手術だけ。入院は9日間でした。それだけ聞くと簡単に治ったようですけど、不安や迷いは数多くありました。今なら、「そこは心配しなくていいよ」と言えることもたくさんあるし、...
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脳梗塞を乗り越えたLE VELVETS佐賀龍彦さん「目覚めたら右半身がまったく動かない状態に…」
「放っておいたら破裂して、くも膜下出血を起こすかもしれないから手術しましょう」 そう言われて手術したら、「脳梗塞」になって右半身が動かなくなってしまいました。 始まりは数年前からひどい頭痛が月に2~3回起こるようになっ...
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善本考香さん 子宮頸がんで転移と再発を繰り返し…「ただ死ぬのが怖かった」
治療しても治療しても、転移・再発を繰り返しました。余命宣告もされましたし、「ここまでして生きる意味ある?」と思ったこともあります。でも、諦められなかったんです。自分の命を自分で救いたかった。治療を続けられたのは「娘のため」なんてきれ...
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小倉一郎さん肺がんとの闘い「子供たちに伝えたとき、ガマンしていた涙がワーッと」
去年3月、ステージ4の「肺がん」と宣告されました。判明したきっかけは骨折でした。一昨年12月、ドラマ「さすらい署長 風間昭平」(テレビ東京系)のロケ先の福島で、移動車のレールの枕木の下に右足先が入り込んでひっくり返り、右足首を骨折し...
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便器を抱えたまま…リポーターの菊田あや子さん“めまい症”との苦闘
今年1月3日でした。朝6時に起きたら、突然、地球がグルングルン回ったの。オエ~ッとなってトイレに行ったけれど、喉に指を突っ込んでも何も出ない。なんとかして吐こうとして吐く体勢になると、またグルグル回る。けれど吐けないから頭を上げる。...
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元芸人の宮野貴至さんは希少がんで左腕切断を即決…実はイキッていた
「類上皮血管肉腫」は100万人に1人、「類上皮肉腫」は年間罹患数20~30人という希少がんで、両方を発症したケースは、今のところWHO(世界保健機関)には報告がないそうです。世界でたった1人の病気にかかりました。 初めは左手の...
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心当たりは大ありでした…ギタリストの山下拓実さんバセドー病を語る
2017年、それまで毎日やっていたランニングの最中に乗り物酔いのような状態になって、嘔吐しちゃったんです。たまたまかなと思ったんですけど、ライブをやるたびに体調が悪くて、マネジャーに症状を話したら、「知り合いに同じような人がいた。も...
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糟谷悟さんは悪性リンパ腫を克服「ランナーでなければ気づけなかった」
「調べられる検査はなんでもしてください。自分は絶対、病気だから」 そう医師に訴えて、やっと見つけてもらった「悪性リンパ腫」でした。ステージは2。割と早く気づいた方だと思います。 それは2013年でした。ランナーとして走...
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ヒロシさん痔ろう壮絶経験…ロケ先の熊本で入院し肛門の脇に管がささったまま帰京
「え? 入院!?」 こう言っては何ですが、「痔」ぐらいのことで? という驚きと、そんなにひどいのか……という思いが入り交じりました。 何より入院なんて怖いじゃないですか。僕は健康診断の血液検査さえもダメな人間なので、手...
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元気だったので驚いた…小説家の水戸泉さん子宮体がんを振り返る
去年6月に子宮と卵巣、卵管、リンパ節の全摘出手術を受けました。その後、12月まで抗がん剤治療をして、現在は経過観察中です。 異変は昨年2月でした。突然、生理が止まらなくなったのです。それまでの生理は規則正しく、生理痛もなく、...
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最愛の娘を亡くし生きる気力や聞く欲求を失っていた女性が…
補聴器によって生き方が大きく前向きに変わった──。そんな話を聞くことは珍しくありません。さまざまな人生の転機に補聴器の存在があり、日々それに立ち会わせていただいています。 最近、70代の女性が息子さんとご来店されました。ご本...
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「とうとう来ましたか」と言われ…俳優・前田吟さん狭心症のカテーテル手術を振り返る
病気の話ね、いろいろやってるからね。一番新しいのは去年の「白内障」の手術。だけどやっぱり5年前の「狭心症」が大変だったね。 初めて心臓に異変を感じたのは、70歳の手前。いつも朝一番の新幹線に乗るために、ある区間を走っていたん...
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元関脇・豊ノ島さんはてんかんの発作を4回経験…「気づくといつも病室でした」
小学校2年生の冬休みだったと思います。朝、母親に起こされて目覚めたけれど、もう少し寝ようと思ったところから記憶がなくて、気づいたときには病室にいました。姉の話によると、痙攣して泡を吹いて白目をむいている状態だったそうです。びっくりし...
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作家・佐川光晴さんは重症肺炎を経験「離れた場所で暮らす長男に電話で遺言をしました」
私が常ならぬ様子で横たわったまま動かなくなり、白目をむいたり、急に立ち上がってバッタリ倒れたりしたので、そばにいた妻と次男は「死んでしまうかもしれない」と本気で心配したそうです。退院してから聞いた発症時の姿が、私が意識していたものと...
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緩和ケア医の山崎章郎さん 抗がん剤の過酷な副作用を経験して「がんと共存」を選択
「手術後の大腸には問題ないですが、両側の肺に多発転移があります」 副作用に苦しみながら再発予防目的の経口抗がん剤治療を続け、もう1クールというところで、主治医からそう告げられました。手術した時点ではステージ3だったのにステージ...
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大腸がんを克服したフリーアナの原元美紀さん「病院に行かないなら離婚する」と夫に言われ…
2007年5月に4泊5日の入院で、大腸内視鏡による1.8センチの腫瘍摘出手術を受けました。後日、病理検査の結果を夫と聞きに行くと、「腫瘍は悪性でした」と告げられました。 それがあまりに爽やかな口調だったため、「ああ、そうです...
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境界悪性腫瘍で卵巣を摘出 フリーライター野原広子さん「手術前の説明がきつかった」
卵巣摘出手術を受けたのは昨年10月4日でした。春ごろからなんとなく太ってきたというか、お腹が膨らんできた違和感があって、何だろうと思っている間に尋常じゃない大きさになってきたので、8月に区の婦人科検診に行きました。そこで「卵巣が12...
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トレーナーの鳥谷剣さん ネフローゼ症候群で高2の春に入院し甲子園でプレーする仲間を病室のテレビで…
はじまりは突然で、前触れは何もありませんでした。当時、高校2年で野球部の練習が厳しかったため、感じていなかっただけかもしれません。 その朝、両親に「顔がむくんでるね」と言われたのですが、気にせずいつものようにグラウンドに行くと、むく...
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声優・野下真歩さんは重症筋無力症と闘う「仕事に戻れるわけがない…涙が出た」
2018年春に「重症筋無力症(MG)」と診断され、4カ月の入院生活を送りました。幸い仕事ができるくらいまで回復しましたけれど個人差の大きい病気なので中には車いす生活を余儀なくされる人もいる難病です。 私も入院前の一番ひどかっ...
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てんかん講師のリンカーン中村さん「初めて生まれてきてよかったんだと思った」
「てんかんってあれでしょ。泡吹いて倒れちゃうやつでしょう?」とよく言われるんですけれど、てんかんにも種類があって、症状は人によってさまざまです。僕の場合は一瞬ピクッとなって、その後、けいれんする発作に入って1~2分間意識がなくなるので...
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あの日の記憶は断片的で…あべ静江さん突然の脳梗塞を振り返る
「脳梗塞」で緊急搬送されたのは今年3月でした。頭痛などの予兆もなく、自分ではどこにも異変を感じていなかったのに、マネジャーが「何かいつもと違う」と気づいてくれたことで大事に至らずに済みました。 あれはテレショップ番組の収録日で...
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ユーチューバー辻トオルさん肺がんとの闘い「3カ月から半年前の発症でステージ4…驚きでした」
「肺がんの疑いが強い」と診断されたとき、すでに副腎と右肋骨にも転移がある状態で、「ステージ4」と告げられました。当時、自分はその意味がわからず「ステージ4って軽いのですか? 重いのですか?」と医師に聞きました。すると、「末期です」との...
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弁護士の伊藤克之さん 発達障害と診断され「原因が明確になってホッとした」
「広汎性発達障害」は現在では「自閉スペクトラム障害(ASD)」と言われている発達障害の一種です。人の表情から感情をくみ取るのが苦手だったり、興味や行動に強いこだわりがあったりするなどの特性が見られる脳機能障害です。 診断された...