健康
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政府は推進しているが…「在宅死」は理想の死に方なのか
超高齢社会に突入した日本では、膨張する医療費を抑えるため、病院医療よりも安価な在宅医療への切り替えを推進している。 こうした政府の動きに合わせるように近年は、自宅などの住み慣れた生活の場で家族に見守られて最期を迎える在宅死こ...
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ニラの春の甘味や栄養分を逃がさないコツ
ニラはいまが旬。軟らかく、香りが強く、甘味も豊富です。 わたしたちが通常ニラと呼んでいるのは葉ニラのこと。他に黄ニラ、花ニラがありますが、今回は葉ニラを使って豚肉、キムチとの炒め物、おひたしの2品にします。 しゃきし...
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医療現場を崩壊させないために考えるべき3つのポイント
新型コロナウイルスの感染拡大による医療崩壊を避けるため、東京では新型コロナに対応できる病床数を増やそうとしています。順天堂医院も専用病棟をつくり、ICU内専用ベッドを加えて二十数床を確保しています。 こうした非常事態にあって...
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“ちょいぽちゃ”体型は肺炎リスクが最も低い 専門家が提言
大型連休も自宅で過ごしている人は多い。新型コロナウイルスについて特効薬もワクチンもないとなると、いざ感染しても生き残れるだけの体力がモノをいう。その源になるのが栄養だ。何を食べればいいのか? 女子栄養大学副学長で、同大栄養科...
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外出自粛で…過食と肥満を回避する食べ方の20分ルール
「最近太った」という話をよく耳にする。人間はさまざまなストレス、不満、不安を食べることで解消しようとする傾向がある。外出自粛、テレワークの昨今、過食には要注意だ。摂取カロリー分を労働、運動などで消費しづらい。肥満回避には第1に「身体の...
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新型コロナで知っておきたいこと ウイルス・ゲノム学者に聞く
中国の湖北省・武漢で患者41人がナゾの肺炎を発症し、その原因が「新型コロナウイルス」だと確認されてから4カ月。犠牲者は増えるばかりだ。新型コロナウイルスとは一体何者なのか? 京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授と東海大...
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食べ過ぎ・ストレスによる胃の不調…“テレワーク胃弱”かも
新型コロナ騒動の緊急事態宣言で自宅にこもってテレワークをする人が増えている。が、それによって胃の調子を崩すケースが増加しているという。この“テレワーク胃弱”、どう対処すればいいのだろうか。 「在宅ワークや外出できない生活環境、...
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定年後の便秘はよく動いてよく食べることで改善できる
「恥ずかしながら、最近便秘がひどいんです」 こう話すのは、61歳の東京都在住の男性。昨年まで現役バリバリで働いていた。仕事、仕事の約40年だったので、定年退職後は「妻孝行」でもしてやるかと密かにもくろんでいたが、残念ながら妻か...
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米で論文報告 マスク着用しても咳エチケットと手洗いが重要
新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大しています。感染予防には人混みを避けること、手指の消毒、もしくは手洗いをこまめに行うことが推奨されます。マスクの感染予防効果については賛否ありますが、感染している患者さんが咳やくしゃみをした場合...
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コロナのPCR検査実施は増えたがはすぐには受けられない
厚労省の集計によると、2月18日から4月15日までに全国で行われたPCR検査は16万1552件。1日平均2785件だったが、さすがに現在は1日5000件を超えるまでになってきた。安倍首相は、1日当たりの件数を「2万件にまで上げていき...
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新型コロナ「ドライブスルー検査」はどう受ければいい?
厚労省が車に乗ったままPCR検査を受けられる「ドライブスルー」方式を認め、全国の地方に広がっている。東京では葛飾区でスタートした。 ただ、誰もが受けられるわけではなく、帰国者・接触者相談センターや医師から指示され、帰国者・接...
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新型コロナウイルス感染 電話相談する前にチェックリスト
PCR検査で陽性と判定されながら、感染経路を追えないケースが増えている。 危ないのは密閉、密集、密接の3密だけではない。新型コロナウイルスは市中を漂い、新たな宿主を探している。今となっては、いつだれが感染したっておかしくない...
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自宅でできるコロナ検査キット 米国食品医薬品局が初承認
(特別寄稿=医事ジャーナリスト・志村岳) 4月21日、FDA(米国食品医薬品局)は、自宅に居ながらコロナウイルスの検査ができる検査キットを始めて承認した。「LabCorp COVID-19 RT-pcr Test」と呼ばれる検...
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コロナ感染の新たな予兆か 全身に水疱瘡やしもやけ症状が
新型コロナウイルス感染症と血栓との関係が注目されている。世界中の新型コロナウイルス感染症の患者から血栓が報告されているからだ。 米国ニューヨーク州では新型コロナウイルスに感染した30~40代の患者が脳梗塞を併発する例が増えて...
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高齢者のアルコール依存症が急増 コロナによる孤独で拍車
外出自粛が続く中で、数が増えるのではと専門家が危険視していることのひとつが、高齢者のアルコール問題だ。 リモートワークが始まり、自宅からほとんど出ないで過ごしている人も多いだろう。 この状況は、アルコール依存症につな...
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家族にうつすと大変だから車中で寝る…医療者の疲弊が心配
「先生! 今、戦争です」 看護長は言います。 「周りの誰がコロナ感染者か分からない。病院では今、戦争が起こっています。コロナ戦争です」 相手は目に見えない存在。一番怖いのは院内感染です。 1人の感染が分か...
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「知識」があれば「不安」や「恐怖」は抑えられる
この数カ月、新型コロナウイルスが世間を騒がせています。患者さんからも「いつになったら収まると思いますか?」「今後の動向や見通しについて、どのように予想していますか?」といった相談をよく受けます。もちろん私が予想することは難しいのです...
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唾液を使ったPCR検査が可能に 北大教授の画期的研究が進む
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために急がれているのがPCR検査の拡充だ。安倍首相は4月6日の新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、1日当たりの実施数を2万件に増やす方針を表明したが、今のところ、多い日でも1日約9000件といい...
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【人参の葉の炒め物】独特のおいしい苦味には解毒効果が
今月の20日に約4年住んでいた京都を離れ、淡路島に転居しました。今年夏からアメリカの大学で改めて栄養学を学ぼうと準備していたのですが、新型コロナウイルス感染の影響で、実現が難しくなってしまいました。いったん延期することにしました。 ...
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ラグビー流大選手を見習いたい 時間がある今料理を始めよう
先日、新聞で紹介されていたのが、ラグビー選手、流大さん(サントリーサンゴリアス所属)の料理の写真。本来、トップリーグのシーズン真っ最中ですが、3月23日に中止になり、チームの練習もなくなったため、これまで経験がほとんどなかった料理を...
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新型コロナの「本当の致死率」はかなり低いのではないか?
新型コロナウイルス対策に大きな影響を与える数字は、「基本再生産数(R0)」と「致死率」だ。新型コロナウイルスのR0は季節性インフルエンザと同程度だが、致死率は数十倍も高いと考えられている。 実際、インフルエンザの致死率が0・...
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病院に行ってもダメでお手上げと思ってもできることはある
夫とのセックスの痛みに悩んだ日々をつづった書籍「夫のHがイヤだった。」の著者、Mioさんに本が出版された時、会ってお話を伺いました。 彼女によれば、セックスで痛みがひどく、婦人科に行き、くまなく検査をしてもらっても、異常が見...
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コロナ太りを解消 自宅ですぐできる「3つのトレーニング」
在宅勤務と外出自粛で太った人が多いのではないか。 新型コロナウイルス感染拡大の終わりが見えないからこそ、「体重増加ストップのトレーニング」の習慣を身につけたい。 協力を仰いだのは、米国BOC認定アスレチックトレーナー...
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まもなく臨床開始「回復者血漿療法」は新型コロナを殺すか
コロナ撃退の切り札となるか――。新型コロナウイルスをやっつけてくれる頼もしい味方が現れた。国立国際医療研究センターが23日に病院内の倫理委員会で承認を取った「回復者血漿療法」だ。まもなく臨床研究が開始される。 新型コロナに関...
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在宅ワークの夫が糖尿病…リモート生活で高まる健康リスク
家族にひどい咳が続いていたら…今の時期なら真っ先に新型コロナウイルス感染による肺炎などを疑うだろう。しかし、このようなケースもあるので要注意だ。 「うちの夫が糖尿病になっちゃった! ズボラ夫が血糖値を下げた方法」(日本実業...
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医療崩壊を防ぐため…アプリで簡単“オンライン診療”活用術
新型コロナの入院患者数に対し、対応する医師や看護師、病床数が逼迫している。全国的な「医療崩壊」も防ぐため、いま我々には何ができるのか? 「オンライン診療」もそのひとつだ。 ◇ ◇ ◇ 「4月13日からビデオ通話や...
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加瀬部駿介さん手術4回…世界にわずか70症例の病気と闘う
医師が数人がかりで僕を押さえ付け、麻酔なしで右太ももの傷口から力ずくで血を絞り出したんです。ブルーベリージャムみたいな血がブロロ……ブロロ……と出てくるし、「頑張って、頑張って」って言われたけど、あのときは痛くてしょうがなかったです...
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米国の専門誌で研究報告 ビタミン剤で足の骨折が増える?
皆さんは何かサプリメントを飲んでいますか? 恐らく最も飲んでいる人が多いのは、ビタミン剤のサプリメントではないかと思います。 ビタミンというのは体で作ることのできない物質で、体の重要な働きを補助しています。 その不足...
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「STAY HOME」で酒量が心配…アルコール依存症を防ぐには
「新型コロナに感染する前に、アルコール依存症になりそうだ」 真顔で話すのは、埼玉県在住の40代独身、ひとり暮らしの大介さん(仮名)。酒が好きで、毎晩のように行きつけの飲み屋に出掛け、常連客たちと賑やかに飲んでいた。 し...
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何歳になっても楽に歩くために膝をしっかりと動かす体操を
「アメリカでは病院で治療を受けると、ちょっとした処置でも、日本とは比べものにならないほどの高額なお金がかかります。だから、アメリカ人は病院にかかる前の段階で『自分で自分の体を整えよう』とする意識が高いように思います」 こう話す...