健康
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睡眠の質低下を改善する7つのポイントでコロナに負けない
新型コロナウイルス対策による生活の変化で、睡眠の質が低下した人も多いのでは? よくある行動パターンが睡眠にどう影響を与えるのか、国際医療福祉大学熱海病院検査部・〆谷直人部長に話を聞いた。 ★通勤時間がなくなり、夜更かしをしてし...
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新型コロナ<3>「六本木のクラブは…」保健所の質問に辟易
東京・港区内に住むコンサルタント会社経営の渡辺一誠さん(40)は3月末、新型コロナウイルスに感染した。 住居区内の保健所から紹介された某病院に入院。個室という、ほぼ隔離の環境下で10日間に及ぶ治療生活を送った。 入院...
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物事を楽観的に考えた方が若々しく 米国で50歳以上に調査
人の性格は遺伝的な素因だけでなく、生活環境などさまざまな要因によって形成されていきますが、楽観性の度合いは経験的に獲得されることも多いと考えられています。また、物事を明るい方向に考える楽観主義の人では、健康的な食事を摂取する傾向にあ...
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ナナフシギ大赤見展彦「レストレスレッグス症候群」を語る
「おまえ、寝てるとき、わざとか! ぐらいの勢いで脚が痙攣してるで」 中学生のとき友人の家に泊まった翌朝、そう言われたのが最初でした。当時は無自覚でしたが、それをきっかけに意識するようになりました。 「レストレスレッグス症...
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六十肩、七十肩もあり…誰にでも起こる肩の痛みの回避策
記者は今、五十肩に悩まされている。いつ頃からだったろうか、右腕を上げようとすると、上腕二頭筋の部分に時折ズキッと痛みが走るようになった。おかしいと思っているうちに、痛みで真っすぐ上に上げられなくなり、ジャケットやシャツなどに袖を通す...
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暑い夏になると感染者は減るの? 新型コロナと温度の関係
新型コロナウイルスの流行はいつまで続くのでしょうか? 流行は寒い季節から始まっていますから、夏になると感染者が少なくなるのでは、という意見があります。 インフルエンザのような風邪は、通常低い気温で多くなり、気温が高くなると少...
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新型コロナで問題に トリアージで助かる命、助からない命
最近「トリアージ」という言葉を耳にする。日本語では「識別救急」。患者の治療の順番、治療方法などの優先順位を選別することをいう。新型コロナウイルス感染拡大で医療現場ではこのトリアージ問題が深刻だ。 たとえば、ある医療施設に人工...
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池江璃花子の短髪が話題 男性も考えたい女性のがんの悩み
勇気づけられた方も多いでしょう。競泳の池江璃花子さん(19)が自らの写真共有アプリ「インスタグラム」で短髪姿を披露し、話題を呼んでいます。私もネットで拝見して、すてきだと思いました。 昨年2月に白血病が判明。抗がん剤の影響で...
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新自粛1/100作戦<2>水で頻繁に手を洗いマスクだけで十分
コロナウイルスの研究は、獣医学領域で盛んである。これまでの研究で、個体に感染するために必要なウイルス量は、感染実験により明らかになっている。一定以上のウイルスが感染門戸に付着しなければ感染しないのである。しかし病原性が高い人のウイル...
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テレワークが終わった「アフターコロナうつ」に要注意
「また、これまでのような生活パターンに戻ると思うと憂鬱で仕方がない……」 東京でも新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の解除が見え始め、テレワークを続けてきた会社員の多くからこんな声が聞こえてくる。急に通常業務に戻った...
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自分らしい最期を迎えるために死をイメージする
病院に入院し延命措置を受けた上で死を迎えるのがいいのか、在宅で自然な死の過程を受け入れるのがいいのか。小堀さんは、「誰にでも当てはまるような正解はない」と強調する。それぞれの患者や家族の事情によって、何がベストかは違ってくるのだ。 ...
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日本人が新型コロナウイルスに強い理由は?ゲノム学者が解説
幸いなことに、日々報告されている新型コロナウイルス感染症の患者数は、多少のゆらぎはあるものの、傾向としては減少の一途をたどっている。つい1カ月ほど前までは、このままでは欧米のように感染者・死亡者が増加する可能性もあると騒がれていたが...
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グレープフルーツ摂取後は注意…紫外線を吸収しやすい体に
グレープフルーツはアメリカのフロリダや南アフリカ、イスラエル、メキシコなどで栽培される亜熱帯原産の果物です。グレープとはブドウの意味でブドウのように果実をたくさん含んだ果物であることからその名がつけられました。国内でも生産されていま...
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睡眠は年齢によって変化 若い頃のように長時間は必要ない
「若い頃のように長時間ぐっすり眠れなくなった……」 加齢とともに睡眠の悩みを抱えている中高年の方はたくさんいます。それが原因で不眠症になってしまうケースもあるので軽視はできませんが、見当違いの解消法に振り回されて悪循環に陥って...
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負担の少ないハイブリッド手術で高齢者を救えるようになった
これまで何度かお話ししてきましたが、医療の進歩によって、以前なら難しかった80歳を越えるような高齢患者さんの手術が今は可能になっています。 先日も、大動脈弁狭窄症と狭心症があった86歳の男性に対し、心臓血管外科と循環器内科が...
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出口戦略で都市封鎖は現実的でない…「新自粛」を提唱する
新型コロナウイルス対策の最終ゴールへ向けての戦略は主に2つある。「ウイルスからとことん逃げる作戦」と、「集団免疫により乗り切る作戦」である。どちらが良いのか。 「ウイルスからとことん逃げる作戦」は、実効再生産数(Rt)を1未...
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今から対策!「ミネラル入りむぎ茶」で熱中症、血栓を防ぐ
ここ数年、急激に気温が上昇し、5月だというにもかかわらず30度を超える真夏日を記録することが珍しくなくなってきた。となると気をつけなくてはならないのが「熱中症」だ。熱中症というと夏のものだと思われるが、総務省消防庁の調べでは昨年5月...
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自律神経<下>体調不良はPC・スマホ作業中の姿勢が原因
「交感神経」と「副交感神経」が、その場の状況に応じてどちらかが優位になり、シーソーのようにバランスを取りながら働いている「自律神経」。交感神経は、興奮や緊張、仕事などで集中しているときに優位に働く。副交感神経は、安静時や睡眠中などリ...
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血液と「貧血」<2>進行が遅いと極度の貧血でも症状表れず
前回、貧血が生じる要因は、大きく分けると①失血(大量に出血)②赤血球などの産生不足にあると述べました。産生不足にはさまざまな状態がありますが、鉄分の供給不足が原因となることが一般的です。 ①女性では月経時の出血が多い場合。 ...
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「精索静脈瘤」とは“冷却装置”の故障で精子が劣化する病気
男性の陰嚢(いんのう、タマ袋)は、暑いところにいるときはダラリと垂れ下がります。寒いところにいるときは、股間にへばりつくように縮み上がります。この現象は、精巣(睾丸)と体の距離を調節して精巣を適温に保つために自然と起こります。 ...
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コロナ禍さまざまな出口戦略…完全に逃げ切るか集団免疫か
新型コロナウイルスに対しては、世界各国でさまざまな方策で立ち向かっている。不幸にして、感染爆発して、医療崩壊が起こってしまったイタリアや、初期にウイルスの流入を防いだ台湾、新型コロナウイルスにはあえて対策をせずにやり過ごすというブラ...
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目からのコロナ感染を防ぐにはメガネかコンタクトレンズか
【Q】新型コロナウイルスは目からも感染すると聞きました。対策でメガネとコンタクトレンズどちらがいいですか? 【A】新型コロナウイルスを含む感染症対策の基本は、「手洗い」と「マスクの着用を含む咳エチケット」です。しかし、目の保護も...
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我慢もストレスもゼロ「コロナ太り対策」3つを医師に聞く
外出自粛、在宅勤務が推奨される中、「コロナ太り」に対して打つ手は限られている。また、病院に気軽に行ける状況でないことを考えると、病気のリスクを少しでも減らしたい。どうすればいいのか? 動脈硬化や高血圧の治療を専門とする東京医科大学循...
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「コロナで死ぬのは嫌」気になる患者と初めて言葉を交わした
56歳で独身のGさん(男性)は、50歳のときに公務員を辞めて山里の古民家に移住し、畑仕事を始めました。山を眺めながら土をいじっているのが幸せで、時間を忘れて過ごしました。 ジャガイモやサツマイモは苗芋を植えてそのまま放ってお...
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コロナ終息の条件とされるが…ワクチン開発は本当に可能か
すべてのウイルスに対してワクチンの開発が可能かどうかというと、そうではない。例えば、ヒト免疫不全ウイルスHIVは、1983年夏に発見されたが、発見後37年経った今も、いまだワクチンはできていない。 基本的にウイルスに感染した...
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よく効く薬は他とは違った特徴を標的として少量で作用する
感染症とは、病原体が体内に侵入して症状が引き起こされる病気で、治療には病原体を見極めて適切な治療薬を選択することが重要です。 感染症にかかる前であれば病原体の感染経路ごとに予防するということになりますが、感染症にかかってしま...
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ふきのピリ辛みそ炒め 高血圧や糖尿病予防に効果大
以前から考えていたことなのですが、私が淡路島に移住した大きな理由のひとつは、環境を汚染しない、持続可能な循環型のライフスタイルを送るためにということでした。 江戸時代は「ゴミがなかった時代」といわれています。農業においては、...
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脳卒中や心筋梗塞を40代で突然起こしてしまう人の共通点
かつては、脳卒中や心筋梗塞を起こす人といえば、高齢者がほとんどでした。私が医師になった20年ほど前を振り返っても、40代で脳卒中や心筋梗塞を起こすというのはその原因となるなんらかの遺伝子を持っている特別なケース。「普通に」生活してい...
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疲れやすく仕事に集中できない…原因は「姿勢」は本当か?
【Q】最近、疲れやすく仕事に集中できないので友人に相談したら、姿勢が悪いせいだと言われました。無理な姿勢で筋肉が疲労しているというのです。本当でしょうか? (30代男性) 【A】大いに関係があります。筋疲労というと、激しい運動を...
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妊婦がパンやパスタを食べると子どもの自閉症リスクが上昇
小麦粉やホットケーキミックスなどがスーパーで品薄状態になっているが、小麦の収穫作業の効率を上げるためにカナダやアメリカで使われている除草剤(農薬の一種)グリホサートに、子どもの自閉症スペクトラム症のリスクを上げる可能性があることが分...