健康
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新型コロナ防止はやはり「3密回避」が重要 カナダ誌で論文
去る5月25日、新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が全国で解除されました。新規感染者の人数が一時的にではあるにせよ、減少していることは間違いないでしょう。 世界的には依然として猛威を振るっている新型コロナウイルスに対し、...
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ホームや階段が怖い…岩義人さん語る「ナルコレプシー」の苦悩
「ねぇ、芝居しながら寝てるよね? 疲れてるの?」 2019年の夏、舞台稽古の休憩時間に相手役からそう言われて、「え?」となりました。 その舞台では主演を務めさせていただき、初めから終わりまで1時間45分間、出ずっぱりの...
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難聴は認知症の危険因子 補聴器は早めの装着で慣れること
記者の母は70代後半。数年前と比べると、かなり耳が遠くなってきたように思う。 返事が欲しいような会話でも、「うん、うん」とただうなずくことが増えた。よく聞こえず、適当な相づちで乗り切ろうとしているのだろうが、果たしてこの状態...
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唾液による新型コロナPCR検査 受ける側が注意すべきこと
今月2日より唾液によるPCR検査が可能となった。ただし希望すれば誰もが受けられるわけではない。発熱などの症状発症から9日以内の有症状者が対象で、保険適用されるという。唾液は、滅菌容器に患者自ら1~2ミリリットルを採取する。採取時間は...
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ポテトとソーセージの組み合わせは危険 認知症リスク増加
ジャガイモやサツマイモなどの芋類は、でんぷんなどの糖質を多く含むという点では、ご飯やパンなどの主食に近いのですが、ビタミンCなどのビタミンが多く、繊維質も多いという点では野菜に近いという、主食と野菜の両方の性質を持っている食品です。...
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使わないとどんどん衰える…下半身の筋肉量の減少に要注意
駅での乗り換え、駅から地上に出ようとするとき、あるいはビル内でのちょっとした移動などの際、階段ではなくエスカレーターやエレベーターを使う機会が増えてはいないだろうか。これは下半身の筋肉が衰えている証拠といえなくもない。 筋肉...
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検診で注意 病院が胃カメラからバリウムに変更を促す理由
春の健診シーズンですが、読者の皆さんは健診をきちんと受けられたでしょうか。5月2日付の当欄では、新型コロナウイルスの余波で、各種健診の延期が相次いでいることに触れました。緊急事態宣言が解除され、健診も少しずつ再開されていますが、例年...
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マスクは脳の温度を上げる…熱中症予防のカギは「鼻」にあり
気温がぐんぐん上がる季節になり、各所で「熱中症」に対する注意が呼びかけられている。こまめな水分補給はもちろん重要だが、予防のカギは「鼻」にある。 熱中症は、気温が上昇するのにまだ暑さに慣れていない人が多い5月ごろから増え始め...
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新型コロナ<8>「まだウイルスがしっかりと残っています」
体内の新型コロナウイルスが死滅し、いつ退院できるのだろうか――。 感染した渡辺一誠さん(40=コンサルタント会社社長)は、都内の病院に入院した初日から、早く完治して退院の日が来ることを願った。 4月6日早朝、看護師か...
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見直しが4年遅れて「患者の選別」を招いた診療報酬制度
現在の日本は、これまでに経験したことがない高齢化社会に突入している。国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口」によると、日本の人口は9年後の2029年に1億2000万人を下回り、その36年後の65年には8808万人まで落ち...
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夜になると発熱…コロナとは別の病気が隠れている可能性も
【Q94】夜になると熱が上がるのはコロナとは関係ないのか? 「Facebook」や「Twitter」上で、<夜になると熱が出る>といった書き込みが相次いでいる。一体どういうことなのか。 「機能性高体温症の可能性があります。...
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顔をさらすのが怖い…1億総マスク依存症を精神科医が懸念
緊急事態宣言が解除され、元通りの日常がやってきたとはいえ、いつまた新型コロナウイルスが襲いかかってくるかわからない。感染予防のためにも、まだまだマスクは必須である。しかし、このまま漫然とマスクを着けた生活を続けると、新型コロナの流行...
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睡眠の満足度を上げるために注意するべき「3つの行動」
睡眠の「質」や「時間」に問題がなくても、本人の「満足度」が低いと睡眠の悩みは続きます。とくに若い頃よりも必要な睡眠時間が短くなっている中高年の場合は不満が募りやすく、満足度を高めるために具体的な対策が重要になります。 睡眠外...
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【ニンニク】切ることで殺菌効果や刺激臭を発揮する
ニンニクの生産量日本一の青森では、6月中旬あたりの梅雨前に収穫が始まり、収穫後20日間程度、乾燥させてから市場に出回ります。それ以外の地域では5月中旬ごろから収穫期となります。 ニンニクには人間の体にとって必要な栄養素が豊富...
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「外科手術」と「カテーテル治療」にはこれだけの違いがある
狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患の治療は、大きく分けて循環器内科が行う「カテーテル治療」と、心臓血管外科が行う「外科手術」があります。 カテーテル治療は、バルーンの付いたカテーテルを手首や足の付け根の動脈から挿入し、バル...
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新型コロナ<7>外出するなら完璧な「消毒マン」になるべし
3月中旬、新型コロナウイルスに感染し、都内の病院に緊急入院した渡辺一誠さん(40=東京・港区。コンサルタント会社社長)が、回復の兆しを見せてようやく平熱に戻ったのが入院から10日目あたり。コロナの発症から2週間が経過していた。ほぼ隔...
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口腔<下>病気につながる口の老化を防ぐ食べ物と唾液の出し方
加齢とともに口の機能が低下していく状態を「オーラルフレイル(口の虚弱)」という。しかし、ゆっくり進行するので、自分ではなかなか気づきにくい。次のような「ささいな口の不調」があったら、口の危険な老化のサインと思った方がいい。 ▼...
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マスクに手袋…味気ない性交もプレーと割り切れば楽しめる
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言も解除となり、警戒しながらも従来の日常生活を取り戻しつつあります。しかし、第2波の流行を少しでも抑えるためには、引き続き「3密(密閉、密集、密接)」を避けることが重要であることに変わりません。 ...
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<3>「抗体検査」が陽性でも、だから安心…というわけではない
新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の本当の顔を明らかにするためには、「抗体検査」が重要だといわれている。生体の免疫反応によって作られる抗体を検出する検査で、「これまでに新型コロナウイルスに感染したことがあるかどうか」がわか...
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新型コロナ<6>十分注意していたのにあっさり感染してしまった
「『国民に告ぐ。外出を禁止する、補償はこれから考える』――国は、こうした強い姿勢を見せるべきではないでしょうか」 新型コロナに感染し、都内の病院で、生死をさまよった渡辺一誠さん(40=コンサルタント会社社長)がこう言う。 入...
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コロナって?親は子供が理解できるように説明していますか
緊急事態宣言が解除されても、そしてアフターコロナも、すぐに日常が戻ってくるわけではない。続く環境の変化は、子どもにストレスを与える。親が知っておくべきことを、国立成育医療研究センターこころの診療部児童・思春期リエゾン診療科の田中恭子...
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<2>日本人がウイルスに強いのは生活様式のせいなのか?
新型コロナウイルスによる死者は、5月31日時点で約900人(人口10万人当たり0・7人)。欧米諸国の数十分の一にとどまっている。その理由として、日本人の生活様式が有力視されているが、どうだろうか。 今回の新型コロナでは、東ア...
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「治療には納得、でも通院が苦痛…」大腸がん患者の胸の内
以前、一緒に働いたことがあるT医師からメールが届きました。高校の同級生だったWさん(56歳・女性)の相談に乗って欲しいというのです。 メールはこのような内容でした。 「Wさんは、3年前にS大学病院消化器外科で大腸がんの手術を受...
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新型コロナ<5>発熱から8日目、ようやく熱が下がり始めた
東京都内の病院に緊急入院した個室部屋で、渡辺一誠さん(40=コンサルタント会社社長)は、担当医師から、「平熱に戻るまで大体、7~8日ぐらいかかりますよ」と告げられた。 夕方になると、40度に近い高熱に襲われた。解熱剤を何度服...
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薬によって排除は難しくても増殖を抑えて病気の発症を防ぐ
ウイルスは他の病原微生物(細菌やカビなど)と比べてとても小さく、宿主の細胞に侵入して増殖する(自らは増殖できない)ことが特徴です。 治療は主に薬で行いますが、宿主の免疫力によって、ウイルスが体に入った場合でもウイルスが増殖し...
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新じゃがにはビタミンCがミカン並みに豊富 紫外線対策にも
大阪などの大都市でも緊急事態宣言が解除され、私の住む淡路島を訪れる観光客の数も徐々に戻りつつあります。私の周りでも今回の解除で、元の日常に戻る方と、意識や価値観を変えて新しい人生を歩む方など、いろいろな道があるようです。今後ますます...
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<1>呼吸器だけではない 血液介在の全身感染症だった
弱毒であるが故に感染力が強い、一部は血管に侵入して多臓器を感染させる、症状が治まっても体内からウイルスが消えるとは言えず何かの拍子に再活性化もあり得る――。新型コロナウイルスの特徴を表現するとこうなるのだろうか。 当初、SA...
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脂質異常症の薬は筋肉を溶かす? どれくらい警戒すべきか
糖尿病の主な治療目的は、動脈硬化の進行を抑えること。その手段として、血糖値をコントロールする必要があります。さらに、動脈硬化に関係している脂質異常症や高血圧の治療も必要不可欠になります。 この脂質異常症ですが、患者さんの中に...
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今でも全力でセックスを楽しめめている熟年夫婦の共通点
心からセックスを楽しめたことがない――。セックスで痛い人の多くは、こう言います。しかし、それを心底不思議がる友人が身近にいます。 友達のRは高校時代からの同級生と付き合い結婚。今年で53歳ですが、夫とのセックスは、いつでも全...
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在宅勤務で目の疲れ蓄積…よい「見え方」保つポイント5つ
緊急事態宣言が解除されても、テレワークや外出自粛は続く。その影響で、目の疲れを訴える人が増えている。 ライオンが20~60代の男女計300人を対象に行った調査で、外出自粛生活で最も疲れや不調が増えたのは「目」という結果が出た...