テニス
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全豪初Vサバレンカはベラルーシ出身 新女王誕生の裏で揺れるウィブルドン決断の行方
テニスの4大大会の第1弾、全豪オープンが幕を下ろした。男子はジョコビッチが決勝で若手の旗頭チチパスを倒し、大会通算10度目の優勝、メジャー制覇22回でナダルの歴代通算記録と並び世界ランク1位に返り咲いた。非ワクチンによる追放からの復...
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大坂なおみの稼ぎは女性アスリート最高額 では「年収68億円」の本当の価値は?
テニスの全豪オープンが進行中だ。話題の中心は非ワクチンのチャンピオン、ジョコビッチだが、国内では大坂なおみ欠場の衝撃が尾を引いている。 エントリーしながらなかなか姿を現さなかった元女王は、開幕直前に「妊娠」を発表。恋人のいる...
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大坂なおみ妊娠発表でむしろ高まる商品価値 不振と醜聞でスポンサー離れの懸念も悪評払拭
11日、自身のSNSで妊娠を発表したテニスの大坂なおみ(25)。エコーに映された胎児の写真とともに、「将来に向けて沢山楽しみな事があります。それらの一つには自分の子供が私の試合を見て、『あれが私のママ』と誰かに言う事です(笑)」など...
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大坂なおみ妊娠公表で2023年は試合に出場しない意向 父親は恋人の米人気ラッパーか
女子テニスの大坂なおみ(25=写真)が妊娠したことが11日(日本時間12日)、分かった。 大坂は自身のツイッターに胎児と見られるエコー画像を添え「2023年はいろいろ勉強する年となる。来年明けから皆さんに会えることを期待して...
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大坂なおみ過去2度V全豪OP欠場の深層…3年連続「稼ぎの女王」でもうお腹いっぱい?
「テニス選手にとって何より重要なのは、チーム体制がしっかりしていることです。そのチーム体制が崩壊しているのですから、実戦から遠ざかっていることも含めて復活はほとんど不可能でしょうね」 こう言うのはスポーツライターの武田薫氏。テ...
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アマ時代の五輪や代表戦の観念にいまだしがみつく…日本テニス協会の“ガラパゴス”
女子テニスの国別対抗戦、BJK杯のプレーオフで日本はウクライナに敗れ、来季も地域グループからファイナルズ予選を目指すことになった。 元世界3位のスビトリーナは産休、強打のヤストレムスカが不調で、ウクライナの第1シングルスは世...
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錦織圭ついに2010年4月以来の世界ランク外も…“救済措置”での復活に望み
ついに落ちるところまで落ちたと見えるかもしれない。 男子テニスの17日付世界ランキングが発表され、1年間ツアーから遠ざかっていた錦織圭(32)が2010年4月以来のランク外となった。 錦織は昨年10月に実戦を離れ、今...
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“ポスト錦織圭”の日本離れが始まった…楽天OPの寂しい顔ぶれ、囁かれる日本テニスの危機
「(錦織)圭は間違いなくアジア・ナンバーワンだ。素晴らしいリターン、後方からの意表を突く攻撃にいつも驚かされた。ロッカールームでも愛され、またプレーしたい選手だ」 楽天ジャパンオープンの開幕前にニック・キリオスはそう話した。今...
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引退したフェデラーはテニスの市場や裾野を拡大させた スーパースターの偉大な功績
「完璧な旅だった」 9月23日、レーバー・カップ(ロンドン)で現役を引退したロジャー・フェデラー(41=スイス)がこう言った。 4大大会のシングルス20勝、史上最高のテニス選手のひとりといわれただけに、本人が「完璧な旅...
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故障明けの錦織圭に「楽天オープン」から再出発の不安…33歳の無理は引退に直結する
テニスの全米オープンで、スペインの19歳、カルロス・アルカラスが優勝した。準優勝のキャスパー・ルードは全仏に続く決勝進出でノルウェー出身の23歳──勢力図の書き換えが着実に進み、アルカラスは史上最年少で世界ランクの頂点に立った。 ...
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大坂なおみ「チーム体制」崩壊…コーチやトレーナー離脱、2度V全米初戦敗退で“お手上げ”
そこに世界女王の貫禄はなかった。 日本時間8月31日、大坂なおみ(24=世界ランク44位)がテニスの全米オープン(OP)の女子シングルス1回戦でストレート負け。7年連続で出場し、2018年と20年に優勝した同大会で初の初戦敗...
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大坂なおみ「テニス長者番付」で2位・年収77億円、錦織圭は8位・年収18億円
米国の経済誌「フォーブス」がテニス選手の長者番付を現地25日に発表した。1位はロジャー・フェデラー(41=スイス)で年収は約9000万ドル(約123億円)。ヒザの手術で1年以上、試合に出場していないが、多くの大企業とのスポンサー契約...
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テニス女子国別対抗戦・杉山愛新監督に課せられた「唯一にして最大の使命」
テニスの女子国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップの日本代表監督に杉山愛氏(47)が就任。日本テニス協会が発表した。任期は4年。今年12月の国内合宿から本格始動するという。 国別対抗のチーム戦とはいっても、プロテニス選手は...
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大坂なおみ ツアー2週連続1回戦負けは4年ぶりの屈辱…全米OPへ復調の兆し見えず
大坂なおみ(24、世界ランク39位)が現地16日の「ウエスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ)1回戦で張帥(中国=同44位)と対戦。4-6、5-7のストレートで敗れ、初戦敗退となった。 大坂はサーブが定まらずダ...
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大坂なおみ正念場…辣腕コーチとの契約終了は「愛想を尽かされた」ということ
盛り上がりに欠く女子テニスに追い打ちをかけるニュースが流れた。 セリーナ・ウィリアムズが今月末に始まる全米後の引退を示唆した。4大大会通算23勝、女王の座を319週も維持したカリスマは9月に41歳。時間の問題だったとはいえ、...
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テニス元女王S・ウィリアムズ引退へ「他の何かに進んでいく」 全米OPが最後の大会
女子テニスの元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ(40)が9日、現役引退を表明した。雑誌「ヴォーグ」のエッセーで「テニスから離れ、他の何かに進んでいく。それが重要だ」などとつづっている。 セリーナはメジャー大会で23勝し...
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元テニスの女王マリア・シャラポワが第一子を出産していた!
元テニスの女王マリア・シャラポワ(35)が今月1日に待望の第1子の男児を出産していたことがわかった。 日本時間で16日未明、自身のインスタグラムを更新し、「セオドア」と名付けた息子、婚約者で英国実業家のアレクサンダー・ギルケ...
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ウィンブルドンを沸かせた“天才不良少年”キリオスと、“国境なき”リバキナが示した新時代
ウィンブルドンの男子決勝を見ながら、坂口安吾に「不良少年とキリスト」という作品があったことを思いだした。 理路整然と自己主張するジョコビッチに挑戦したのは、目つき鋭いニック・キリオス。世界45位のオージーは半端ない不良少年、...
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ジョコビッチは世界7位に…ランク落ちても、スポンサー離れても、ワクチン拒否を貫くワケ
「ここまでナンバーワンで居続けるために努力をしてきたけど、ポイントを追い求めるのはやめにした」 日本時間11日、テニスのウィンブルドンを4連覇したジョコビッチ(35=セルビア)がこう言った。 今大会はロシア選手排除問題...
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ナダルがウィンブルドン準決勝棄権も…男子テニスの「御三家時代」はまだ終わらない
テニスのウィンブルドンで男子シングルス4強に入ったラファエル・ナダル(36)が7日、腹部を痛めて8日の準決勝を棄権すると発表した。 ナダルはノバク・ジョコビッチ(35)、ロジャー・フェデラー(40)と並び、男子テニス界を牽引...
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それでもワクチンは打たない “鉄仮面”ジョコビッチの譲らぬ主張とブレない姿勢
ウィンブルドンが始まったところで、テニス誌「テニスマガジン」の完全休刊が発表された。 創刊から53年目。告知は「情報発信の主役が紙からデジタルに変化する時代」と説明する。新聞もそうだが、ネットのせいにしたらおしまいだ。読者の...
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ロシア女子複選手がジョージアに国籍変更 6.27開催ウィンブルドン出場へ
テニスのウィンブルドン選手権(27日開幕)の女子ダブルスに、ロシアからジョージアに国籍を変更したナテラ・ザラミゼ(29)がエントリーしたことが20日分かった。ウクライナに侵攻するロシアと同盟国ベラルーシの選手は、ウィンブルドンから除...
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世界84位の錦織圭に「拾う神あり」ユニクロと所属契約 昨年末に日清食品との契約打ち切り
「さらに強い絆で結ばれるのは心強い」 そう話したのは男子テニスの錦織圭(32)。9日、2011年からグローバルブランドアンバサダーを務めるユニクロとの所属契約を発表した。 昨年末で日清食品との所属契約が終了。フリーとな...
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テニス選手がラケットを「虐待」する深層 全仏OP女子で客席の子供をかすめる“事件”
テニスの全仏オープンは男子8強でベテランのジョコビッチとナダルが激突し、一方で、19歳のカルロス・アルカラス(スペイン)とホルガ・ルネ(デンマーク)が準々決勝に勝ち進むカラフルな展開で佳境を迎えている。 ルネはノルウェーのキ...
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ウィンブルドン「ポイントなし」の波紋…排除したロシア選手が世界1位になる皮肉
混乱が広がっている。 開催中のテニス全仏オープン(OP)はウィンブルドン(英国、6月27日開幕)の話題で持ちきりだった。最も歴史ある4大大会で、世界ランキングのポイントが選手に付与されないことになったからだ。 ロシア...
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大坂なおみ全仏OP「負けるべくして」初戦負け…怪我、苦手コート、相手は手の内熟知
大坂なおみ(24=世界ランク38位)の最大の武器といえば、時速200キロ近いサーブ。そのスピードと威力が赤土のクレーコートでは殺されるうえに、ダブルフォルトが8本もあったのだから、苦戦を強いられたのも無理はない。 23日、全...
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聖地ウィンブルドンがロシアとベラルーシ選手の出場を禁止…ボイコットは起こるか
テニスの4大大会の第2戦、全仏オープンが始まっている(本戦は22日から)。それにしても時代の流れは実に激しい。 1月の全豪では、ナンバーワンのジョコビッチがワクチン接種を拒んだことから国外退去になった。コロナ蔓延(まんえん)...
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ウィリアムズ姉妹の父親を描いた映画「ドリームプラン」の面白さ 女子テニス低年齢化の一因も
映画を見た。邦題「ドリームプラン」の原題は「キング・リチャード」。女子テニスのスーパー姉妹、セレーナとビーナスの父親、リチャード・ウィリアムズの物語だ。 米国では昨秋の公開時から話題だったが、日本では主演ウィル・スミスがアカ...
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ウィンブルドンがロシア選手の追放決定…その裏に「反プーチン」の誓約書
ウクライナへの侵攻を受け、ロシアとベラルーシの選手がテニス4大大会のひとつ、ウィンブルドンから追放された。日本時間20日にウィンブルドンの主催者からロシア除外が発表されると、男子世界ランク1位のジョコビッチ(34)は「選手は戦争に関...
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ウクライナ侵攻の中、IOCがパリ五輪日程発表 そして再び問われるバッハ会長の手腕
ロシアのウクライナ侵攻からひと月半、もはや第3次世界大戦に入っているのか。便利なはずのSNSの発達でどの情報にも疑心暗鬼が走り、本当のところが掴めない。 ■5月の全仏が直結 第2次世界大戦ではほとんどのスポーツが停止し...