プロツアー激辛情報
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渋野日向子が「フラットなスイングでは勝てない」現状にやっと気が付いた
米女子ツアーで戦う渋野日向子が2年ぶりに青木翔コーチのところに戻った。 しかし今季出場した2大会は「ホンダLPGAタイランド」27位、シンガポールの「HSBC女子世界選手権」33位。どちらも…
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小柄な比嘉一貴が年間4勝で賞金王に 飛距離にこだわる若い大型選手に課せられるもの
今年の国内男子ツアーは身長158センチと最も背が低い比嘉一貴が賞金王に輝いた。年間4勝を挙げ、獲得した賞金は1億8159万円あまり。2位の星野陸也は1億1440万円だった。 比嘉のドライバー…
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32アンダーの新記録が飛び出す国内男子の“裏事情”…世界基準とかけ離れた会場選びの弊害
今週、月曜日のスポーツ各紙を見ると、ゴルフ記事が載る紙面トップはほとんどが「山下美夢有のV締め」。「比嘉初賞金王」のトップもあったが、C・キム(米)が出した32アンダーの日本新記録(72ホール)は小…
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石川遼の目指すスイングが抱える問題点とは…“ここ一番”で曲がるリスクが高いこと
石川遼が先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」を制して、2年11カ月ぶりにツアー通算18勝目を挙げた。 「スイング改造が功を奏した」とスポーツ各紙は大騒ぎだが、本紙連載中の杉本英世プロは「…
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上田桃子がTOTOで逆転負け…敗因の「体が動かなかった」はどう解消すべきか
日本で唯一行われる日米女子ツアー共催の「TOTOジャパンクラシック」。「ミズノクラシック」時代に2勝(2007、11年)の上田桃子(36)が3日間首位を守っていた。しかし、最終日は74とスコアを崩し…
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金田久美子はまだ勝てる! スイング改造が功を奏し11年ぶりツアー2勝目
2011年「フジサンケイレディス」(川奈ホテルGC・静岡)でツアー初優勝を果たした金田久美子のスイングは今でもよく覚えている。ドライバーショットは、左足よりだいぶ中にボールを置いた。そのボールを真上…
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蝉川泰果95年ぶり日本OPアマV 「30歳までは国内で」より一刻も早く海外を目指すべき
日本の男子ツアー人気が低迷し、この先、一体どうなるんだろうと心配していたら、蝉川泰果(21)というアマチュアの学生(東北福祉大4年)が日本オープンで圧勝するという信じられないような“大事件”が起きた…
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日本プロに「気概ある勝負師の不在」世界を相手に勝ってやろうという根性が伝わってこない
かつてゴルフのオリンピックといわれたカナダカップ(現・ワールドカップ)が霞ケ関CCで開催され、日本代表の中村寅吉が小野光一とペアを組んで個人戦、団体戦の両タイトルを制したのは今から65年も前(195…
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笹生優花が勝てない原因は何か? トップクラスのドライバー飛距離を生かせず
先週のLPGAツアー「メディヒール選手権」最終日は笹生優花が66をマークして4日間通算14アンダーまでスコアを伸ばしたが、優勝スコアには1打及ばず2位だった。 2021年の全米女子オープンで…
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好スコア続出の易しい国内ツアーでは日本女子プロのレベルは上がらない
日本の女子ツアーは20歳前後の若いチャンピオンが入れ代わり立ち代わり、次から次へと現れている。優勝スコアも2ケタアンダーどころか、20アンダーを超えることも珍しくなくなった。 しかし、国内で…
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大学4年アマ蝉川泰果Vが示す日本男子プロの深刻レベル低下…「強い若手登場」とは喜べない
男子ツアーの「パナソニックオープン」は、大学4年生のアマチュア・蝉川泰果(21)が優勝した。1973年に日本でツアーが制度化して以来、アマチュアが優勝したのは、これで6人目である。 【写真】こ…
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古江彩佳LPGAツアー2勝目逃す…グリーン狙うショットの距離感が合わなかったワケ
古江彩佳がLPGAツアー2勝目を惜しくも逃した。 先週の「ポートランドクラシック」は、これまで岡本綾子、宮里藍、宮里美香と3人の日本選手が勝っている。 開催コースを見て、なるほどと思…
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好スコア続出のやさしいメジャーでは女子プロのレベルは上がらない
2019年・18アンダー(チェリーヒルズGC・兵庫)、20年・12アンダー(JFE瀬戸内海GC・岡山)、21年・19アンダー(静ヒルズCC・茨城)、そして今年も16アンダー(城陽CC・京都)と日本女…
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大西魁斗は早く米国に戻るべき 日本ツアー会場は楽チンすぎてレベルアップにならない
「アメリカのタフなコースでゴルフをやってきたおかげで優勝できた」 先週のフジサンケイクラシックをプレーオフの末に制した大西魁斗(23)は勝因を聞かれて開口一番、こう語っている。 9歳で…
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河本力は一刻も早く国外脱出すべき 松山英樹をも超えるパワーは米ツアーでこそ磨かれる
月曜日にスポーツ新聞を5紙も買ってみた。国内男子ツアーは「怪物ルーキー」といわれている河本力(22)が優勝したので、どんなふうに報道されているのか見たかったからだ。 期待の大型プレーヤーがデ…
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セガサミーカップでの金谷拓実のスイングは明らかにおかしかった…これでは優勝は無理!
男子ツアー「セガサミーカップ」最終日最終組は、首位の岩田寛(41)と2位・金谷拓実(24)がわずか1打差でスタートしていった。今季、金谷は米国と欧州を遠征する武者修行をしてきたので、どんなゴルフを見…
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日本女子ツアー会場は甘すぎる やさしいコース設定に慣れたら世界では戦えない
日本の女子ツアーは人気が高く我が世の春を謳歌している。 新型コロナのために韓国のトップクラスがひさしく来日できず、20歳前後の日本の若いチャンピオンが次から次へと誕生している。 しか…
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日本選手に足りなかったリンクス攻略のパット技術…先達が唱えていた基本を思い出す
今年の全英女子オープンには日本選手が12人も出場した。 渋野日向子が1打差3位の大健闘を見せたが、決勝ラウンドに進んだ日本選手は4人だけで、前哨戦のスコットランド女子オープンで初優勝を挙げた…
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米ツアー初優勝の古江彩佳 「ゆったりスイング」にみた岡本綾子との共通点
先週の国内女子ツアー「楽天スーパーレディース」は、勝みなみのツアー史上初の4日間ノーボギー、独走優勝のニュースに沸いた。 今回は、「国内でいくら好スコアを出しても、もっとタフなコースセッティ…
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西郷真央と渋野日向子の好対照 メジャー成績同様に「スイングプレーンの違い」にも注目
今季女子メジャー第4戦「アムンディ・エビアン選手権」で初出場の西郷真央が3位に入った。 会場のエビアンリゾートGC(6527ヤード・パー71)はアップダウンのある丘陵コースだ。打ち上げ、打ち…