上田桃子がTOTOで逆転負け…敗因の「体が動かなかった」はどう解消すべきか
日本で唯一行われる日米女子ツアー共催の「TOTOジャパンクラシック」。「ミズノクラシック」時代に2勝(2007、11年)の上田桃子(36)が3日間首位を守っていた。しかし、最終日は74とスコアを崩し、逆転されて負けた。
最終日、上田は「思うように体が動いてくれなかった」と語っている。体が動かなかったのは年齢からくる疲れだろうか。
最終日は1番バーディーでスタートしたのに、「自信を持ってできなかった」と振り返った。
上田は国内16勝。2週間前には金田久美子(33)が11年ぶりに2勝目を挙げている。キャリアの長い上田にも勝ってほしかった。
それで昔、鬼才と呼ばれた戸田藤一郎の言葉を思い出した。試合中はいつも相手を見下ろすようなふてぶてしい態度だった。
「プレッシャーを感じたことはないんですか?」と聞いたら、「バカなことを言うんじゃない。ロボットじゃないんだから何度勝っても優勝がかかったら心臓はバクバクしている」と言った。