長生きする読書術
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「『食べる』が変わる『食べる』を変える」ビー・ウィルソン著、堤理華訳
住宅や医療など、生活環境は過去よりも向上している。しかし、食に関してはだんだん悪くなってきているのではないかと、フードジャーナリストの著者は言う。食料供給システムが整い、多くの人が簡単に食べ物を得ら…
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「アトピーの治し方」大塚篤司著
アトピー治療の情報には“正しいもの”と同じくらい“正しくないもの”があふれていると、これまで1万人以上の患者を診察してきた皮膚科医の著者は警告する。本書では、間違ったアトピー治療法を見分ける方法と共…
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「ため息スクワット」小林弘幸著
“ため息をつくと幸せが逃げる”と言われるが、健康を考えればむしろ逆。「はぁ~」とため息をつく前、私たちは無意識のうちに大きく息を吸い込んでいる。取り入れられたたくさんの酸素は血液に乗って体中へと行き渡…
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「医者が教える サウナの教科書」加藤容崇著
いわゆる“仕事ができる人”、つまりビジネスエリートと呼ばれる人種には、サウナ好きが少なくない。実は近年、サウナがビジネスパフォーマンスを上げる医学的根拠が次々と明らかになっているという。 超…
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「美肌、太らない、老けないは食べ方が9割」赤石定典、島本友希子著
あらゆる不調を予防・改善して健康を支えてくれるのは、何といっても栄養素だ。本書では、東京慈恵会医科大学付属病院の栄養部に所属する管理栄養士が、悩み別の栄養の取り方や食べ合わせを解説している。 …
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「飲んでる薬、多すぎませんか?」秋下雅弘著
厚生労働省の調べによると、65~74歳の13・6%、75歳以上の24・8%が7種類以上の薬を服用していることが明らかになっている。しかし、東京大学の老年病科が服薬数と薬物有害事象の発生頻度統計を取っ…
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「心臓・血管の病気にならない本」山下武志著
日本人の死因でもっとも多いのはがんだが、2位の心臓疾患と3位の脳血管疾患を「心血管の疾患」としてまとめると、がん死に匹敵する多さだという。 しかし、血管が原因で起こる心臓や脳の疾患は、がんに…
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「世界一やさしいトリガーポイントの探し方・押し方」大谷素明著
マッサージで凝っている部分を押したり揉んだりしても、痛みが改善しないことがある。その原因のひとつとして考えられるのが、痛みの引き金となる点「トリガーポイント」だと、鍼灸按摩マッサージ指圧師の著者は解…
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「すべての不調は自分で治せる」藤川徳美著
白米に味噌汁、焼き魚に切り干し大根の小鉢に生野菜サラダ。こんなメニューだったら「今日の食事はヘルシーで最高のバランスだ」と思うだろう。しかし、栄養療法で実績を上げている精神科医の著者は、質的栄養失調…
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「もの忘れをこれ以上増やしたくない人が読む本」松原英多著
2025年、日本の認知症患者数はおよそ700万人に達し、65歳以上の約5人に1人を占めると推計されている。一方で、治療の決定打はいまだ見つかっておらず、悪化の速度を遅らせるのがせいぜいという現状だ。…
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「月曜断食」関口賢著
現代人の多くは「食べ過ぎ」の傾向にある。高カロリー・高脂質の食べ物を大量摂取することは、メタボはもちろん腸内環境を荒らすことにもつながり、免疫力が低下してあらゆる疾患の呼び水にもなりかねない。 …
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「絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理」大谷義夫著
呼吸器内科医の著者は日々、風邪やインフルエンザに感染した患者の診察を行っているが、自身はこの30年余り、仕事を休まなければならないほどの病気にかかったことがないという。 本書では、人より何倍…
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「名医が教える寿命を延ばす恋愛医学」森田豊著
パートナーとの不仲や別れは精神だけでなく肉体すなわち疾病の罹患率や寿命にまで影響を及ぼすことが明らかになってきた。本書では、世界のさまざまな研究・調査から、愛と健康に関する結果を紹介している。 …
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「紫外線のすごい力」南雲吉則著
“紫外線を浴びると皮膚がんになる”と、多くの人が思っているだろう。しかし、紫外線にはさまざまな健康効果が期待できることが分かってきたと本書は解説している。鍵を握るのが、紫外線により体内で作られるビタミ…
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「腰痛は歩いて治す」谷川浩隆著
日本人の4人に1人が悩まされている腰痛は、現代の国民病のひとつと言える。ところが病院を受診してもレントゲンでは異常が見つからず、「湿布を貼ってしばらく様子を見てください」などと言われるだけのことも多…
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「医者が教える お風呂健康法」小林弘幸著
「腰が痛い」「ぐっすり眠れない」「体がだるい」。このような、病気というほどではないが体調が優れない状態を解決するのに適しているのが、入浴である。 慢性的な痛みや疲れの鍵を握るのが、「血流」だ。…
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「ちょい空腹がもたらすすごい力」石原結實著
長寿大国の日本だが、100歳以上の人が増え続けている一方、55歳以下の“若死に”も増加している。その要因のひとつとして、医師である著者は「空腹を経験したかどうか」を挙げている。 昭和初期まで…
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「歯と歯ぐきを強くする 噛みトレ」新谷悟著
いつまでも自分の歯でものを食べたいなら、しっかりと歯磨きをして早めの歯周病ケアを行っておくことが大切。それは間違いないのだが、実は歯そのものだけでなく、口や顎周りの筋肉を鍛えておくことも、歯と歯ぐき…
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「酒好き医師が教える もっと!最高の飲み方」葉石かおり著 浅部伸一監修
「酒は百薬の長」という言葉を希望の光としている酒好きたちにとって、絶望的な論文が発表された。 2018年4月、世界的権威の医学雑誌「LANCET(ランセット)」は、死亡リスクを高めない飲酒量は…
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「最強の体調管理」熊本悦明著
男の40代、50代といえば働き盛りの年代だが、同時に体力や気力の衰えを感じることも増える。そして、中高年になればそんなこともあるだろうと、年のせいにしてしまいがちだ。 しかし、これは男性ホル…