長生きする読書術
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「家族と自分を守る『安心な食品』の選び方」安部司著
新型コロナウイルスの影響による“巣ごもり生活”で、調理の手間が省けるカップ麺やレトルトなどのインスタント食品を口にする機会が増えたという人も多いのではないか。しかし、これらの簡単・便利な食品には生活…
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「病気にならない キャベツ健康レシピ」石原新菜著
新型コロナウイルスの影響で運動不足に拍車が掛かり、体重増加が気になる人も多いことだろう。とはいえ、ただでさえストレスの多いこのご時世、過度な食事制限はしたくないというのが正直なところだ。 そ…
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「感染症専門医が普段やっている 感染症自衛マニュアル」佐藤昭裕著
新型コロナウイルスとの闘いが続いている。ワクチンや特効薬ができるまでは、個々で感染予防を徹底していくしかない。本書では、テレビでも活躍する感染症専門医の著者が、院内で行ってきた厳しい感染症対策の経験…
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「“隠れ酸欠”から体を守る 横隔膜ほぐし」京谷達矢著
コロナ禍で、私たちは強いストレスにさらされ続けている。体の中では、自律神経のうちの交感神経が優位に働いて戦闘モードとなっており、心拍が速くなったり血圧が上昇しやすい状態だ。 さらに、交感神経…
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「寝るときにスマホをベッドに置いてはいけない」村上剛著
耳鳴りがする、イライラする、頭が重い……。このような体調不良に悩まされており、しかし原因が分からないという人は、スマホの使い方が原因かもしれない。とくに、毎晩スマホの目覚ましをセットして枕元に置いて…
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「血圧を最速で下げる」奥田昌子著
高血圧対策の生活習慣で大切なのが減塩。今や誰もが知っている常識だが、これまで30万人の患者を診てきた著者は、減塩をはじめとする高血圧対策が誤って認識されていることが多いと警告する。 実は、塩…
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「世界の一流はなぜ歯に気をつかうのか」森下真紀著
多くの外国人が挙げる日本人の残念な点に、「口臭」が挙げられていることはご存じだろうか。実は日本は、先進国の中では圧倒的な歯科後進国であると、歯科医師である著者は言う。 キスやハグの習慣がない…
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「名医が考えた 認知症にならない最強の食事術」江部康二著
認知症の中でもっとも多いのが、脳の中にアミロイドβと呼ばれる老廃物がたまり、神経細胞にダメージを与えるアルツハイマー型。認知症患者のうちの70%も占めるが、逆に考えればアルツハイマー型に気を付けてい…
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「酒好き肝臓専門医が教える カラダにいい飲み方」栗原毅著
酒といえば、たばこと並んで健康を害する2大悪玉として扱われてきた。しかし、酒に限っては適量ならば害でなく、むしろ健康にいいと太鼓判を押すのが肝臓専門医である著者だ。 米国保健科学協議会による…
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「医師が認知症予防のためにやっていること。」遠藤英俊著
認知症研究35年の専門医である著者は、認知症予防は40代から始める必要があり、さらには子供時代の過ごし方も認知症リスクに関わってくると説いている。 イギリスの医学雑誌「ランセット」では、「自…
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「歯ヨガ」小島理恵著
口が開きにくい、無理に開こうとすると痛みを感じる、歯並びが悪くなってきた、舌や頬をよく噛んでしまう……。近頃このような口まわりの症状が気になる人は、「オーラルフレイル」の可能性があると本書は警告する…
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「人生100年時代 養生訓」前田昭二著
世界一の長寿国である日本。2018年には平均寿命が男性で81・25歳、女性で87・32歳となったが、これは寝たきり期間はあったのかなどの生前の健康状態については不問のデータだ。 大切なのは最…
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「医療記者のダイエット」朽木誠一郎著
体重110キロ前後を行ったり来たりしていた医療記者は、ある日付き合っていた女性に「デブはタイプじゃない」と振られてしまう。本書は、この出来事をきっかけにダイエットを決意した著者が、痩せることの原理原…
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「舌を鍛えれば肺炎は防げる!」美内明子著
新型コロナウイルスにより、肺炎の恐ろしさを再認識した人も多いことだろう。ただし、肺炎にはさまざまな種類があり、インフルエンザや新型コロナによるウイルス性肺炎、マイコプラズマなどが原因で抗生物質が効か…
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「断薬記」上原善広著
ノンフィクション作家であり大宅賞を受賞した経歴も持つ著者は、2010年10月、うつ病と診断される。本書は、長い投薬治療を経て自ら減薬に挑み、ついには断薬に至った作家の闘いの私記である。 投薬…
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「がまんしない医者の食卓」内海聡著
食や原発など多岐にわたる発信を行い、フェイスブックのフォロワー数が15万人を超えている医師が、健康で長生きするための食との向き合い方を伝授。やみくもに何かを食べたり食べなかったりするのではなく、自分…
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「40代からはじめる『腸活×菌活』完全マニュアル」藤田紘一郎監修 田和璃佳著
20~30代は若さにあふれ、我が身の健康など気にも留めなかったという人でも、40代を迎えると明らかな体の変化に気づくもの。代謝が落ちた、白髪が増えた、疲れが取れにくくなったなど小さな不調も目立ってく…
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「体は顔から朽ちていく」KRD Nihombashi Medial Team編 山岸昌一ほか監修
年齢を重ねると、若々しい顔の人と年齢以上に老けた顔の人との差がついてくる。その原因には、生まれ持っての顔のつくりではなく、体の内側で発生している問題が大きく関わっていると本書は警告する。 老…
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「病気の9割は免疫力で防げる」藤田紘一郎著
私たちの周りにはたくさんのウイルスや細菌が存在し、体は常に攻撃を受け続けている状態と言える。そんなとき“自分のものではない”と判断した敵を撃退し病気から身を守る役割を担うのが免疫力。体内の細胞が突然…
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「慢性副鼻腔炎を自分で治す」北西剛著
鼻づまりだけですぐに病院を受診する人は少数かもしれないが、たかが鼻づまりとバカにしてはいけない。重篤な疾患と比べると深刻さはないものの、常時続くと集中力の低下や不眠、頭痛など全身に悪影響を及ぼしかね…