日本ラグビーのレジェンドが語る
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ジャパンの攻撃からはトライの気配が伝わってこなかった
■南アフリカの粘り強いプレー 南アフリカが「強かった」と言ってしまえばそれまでなのですが……。 じわり、じわりとジャパンはプレッシャーをかけられました。 前半のボール支配率は日…
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スコットランドにはショック…稲垣のトライが生まれた背景
歴史的なスコットランド戦の勝利をラグビーファンのアーティストご夫妻と一緒に見届けた。 ラグビー精神を歌い上げた「ノーサイド」という名曲がある歌手のユーミンさんと、ご主人の松任谷正隆さんである…
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サモア戦は必要な要素がすべて揃った“見栄えのいい”モール
サモア戦の最中に何度も思った。「両国ともに素晴らしい戦いを見せてくれている」――と。 終わってみれば38―19とジャパンがダブルスコアで快勝という結果だったが、後半33分の段階では26―19…
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元代表主将・林敏之氏観戦記 歴史的勝利の最大の要因は…
アイルランド戦は試合会場の静岡エコパではなく、東京・武蔵野市で見届けた。武蔵野陸上競技場で開催されたパブリックビューイングのイベントに参加させていただき、ラグビー史に残る劇的勝利に酔いしれた。 …
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開催迫ったW杯が今後の日本ラグビー界の命運を握っている
29日午後2時・帝国ホテルで行われた記者会見でW杯日本大会に臨むジャパンの代表31選手の名前が読み上げられた。いよいよ近づいた桧舞台を前に第1回W杯に主将として出場した林氏が、日本ラグビーの将来像に…
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第1回W杯は3連敗したものの完敗だったとは思っていません
ラグビー日本代表は28日、9月20日開幕のW杯に向けて18日から始まった強化合宿(北海道・網走市)を打ち上げた。林氏にとってのラグビーW杯とは? 今回は、ジャパンの主将として臨んだ1987年第1回W…
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ラグビーで他者との関係性をうまく構築できるようになった
1970年代後半から同志社大、神戸製鋼の花形選手として大人気のラグビー界のメインストリームを走り抜けた林氏。サッカーから転向した中学時代、日本代表に選ばれた高校時代を振り返る。 ◇ ◇ …
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エディーJは長年目指してきた日本スタイルの完成形だった
前回W杯で南アフリカに歴史的な勝利を収めたジャパンはサモア、アメリカにも勝ってトータルで3勝しました。決勝トーナメント進出はなりませんでしたがあの勝利をきっかけに国内のラグビー人気が復活したことは、…
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テストマッチ3連勝で絶好調も「まだ不透明な部分がある」
現役時代、強烈なタックルと果敢な突進を武器に「壊し屋」の異名を取った。神戸製鋼の主将としてチームの全国社会人大会7連覇に貢献。日本代表の主将も務め、1987年の第1回W杯に出場した。白のヘッドキャッ…
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「W杯ベスト4や優勝目指すならプロ化は避けて通れない」
日本開催のラグビーW杯開幕まで1カ月を切った。日本初のプロ選手である吉田氏にとって、将来の日本ラグビーのあるべき姿は何か? その思いを聞いた。 ◇ ◇ ◇ 前回2015年W杯で…
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実業団の伊勢丹時代は自分の余暇の時間にラグビーの練習
明治大のスター選手が伊勢丹に入社! いろいろ物議を醸した選択だったが、当時の日本ラグビーを取り巻く環境などについて本音で話してもらった。 ◇ ◇ ◇ 明治大学4年の時、キャプテン…
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「W杯をラグビー人気回復の起爆剤にしなければいけない」
高校日本代表時代は遠征先のニュージーランドで好パフォーマンスを発揮。ラグビー強豪大学スカウト陣たちの垂涎の的だったが、当初の日体大から明治大に進路が変わったのはなぜか? ラグビー人口減少の実態など興…
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子供たちは多くのスポーツに触れて可能性を広げて
1987年に明治大ラグビー部のユニホームの袖に手を通した吉田氏は、燃え盛るようなラグビー人気の真っただ中、19歳でジャパンに選ばれ、日本代表でも圧倒的な存在感を放った。レジェンド吉田氏のラグビーとの…
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「日本ラグビーの将来を担った戦い」という自覚でプレーを
アジア初となるラグビーW杯日本大会の開幕を控え、ラグビー元日本代表の吉田義人氏が日刊ゲンダイに初登場である。秋田工、明治大で主将としてチームを全国優勝に導き、日本人初の欧州1部リーグのプロラグビー選…