知り合って4カ月のスピード婚だった鈴木杏樹

公開日: 更新日:

<1998年6月>

 今年2月3日に外科医の夫の死が報じられた鈴木杏樹

 ロンドンへの音楽留学からイギリスデビューという異色の経歴を持ち、1991年の帰国後は女優として活躍。95年からはフジテレビ「ミュージックフェア」の司会も務めているが、番組収録中に倒れたことが知り合うきっかけだった。

 98年1月19日、鈴木(当時28)は「ミュージックフェア」収録中に腸閉塞を患って都内の病院に搬送された。その緊急手術の執刀医師団に参加していたのが山形基夫さん(当時41)。乳がんの手術論文を発表したり、内視鏡手術がテレビで取り上げられたりするなど、がんや胃腸関係手術の権威として有名なエリート医師だった。

 鈴木は手術後、20日間入院した。「入院した時はもう痛くて痛くて。先生や看護婦さんはみんな天使に見えました」と語った鈴木。当初、山形さんは鈴木が芸能人であることを知らず、単なる医師と患者という関係だったが、「細かいことをクヨクヨするのはいけない。のんびりと仕事をしなさい」とアドバイスするなど話をしていくうちに、2人は打ち解けるようになった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動