カレー好きの石野真子がとことんハマった「イエローカンパニー(恵比寿)」のスープカレー
恵比寿駅から徒歩7分、渋谷からなら同15分。交通アクセスは決して良くないが、それでも評判が口コミで広がり、多くの芸能人がひそかに訪れる店がある。北海道出身の店主が営むスープカレーの専門店「イエローカンパニー」だ。
札幌で始まったスープカレーの文化を広く知ってもらいたいと04年にオープン。以来、北の大地の恵みをふんだんに使った本場の味に、ヤミツキになるファンが続出。カレー好きから熱い支持を集めている。
その魅力は“おいしくて体にいいこと”に尽きるだろう。
「食は何よりも“食べて健康になる”が基本。そこで、化学調味料などの添加物は一切使わず、安全な食材を使い、素材そのものの味を引き出すことで味をつくり出しています。漢方も含む30種類ものスパイスに加えて野菜もたっぷり!
発汗作用があり、栄養もしっかりとれる、まさに“食べるエステ”の感覚なんです(笑い)」(店主)
常連に人気なのが、大きな豚角煮と野菜がゴロゴロッと入った「豚角煮&ベジタブル」(1250円)。自慢のスープは丸1日かけてとったブイヨンスープと自家製トマトソースを合わせたもので、口に含むと奥行きある優しい味わいが広がる。豚角煮はスプーンでもほろりと崩れる軟らかさ。そのほんのり甘い角煮、そしてニンジンなどの野菜の自然な甘味が、スパイシーなスープと見事に調和。辛さがぐいぐいと食欲をかき立て、思わずハマってしまうのだ。