私生活もスパイス 杏を成長させた「熱愛報道」と「父との確執」

公開日: 更新日:

 もはや「妖怪役(ベラ)がお似合い」なんてイヤミの声は聞こえない。NHK朝ドラ「ごちそうさん」が後半戦に入っても絶好調。番組平均視聴率23%台を連発するなど、すっかり“朝の顔”が定着した杏(27)。

 エキゾチックな顔立ちとノッポな容姿を武器にモデルから女優に転身。「妖怪人間ベム」(11年)の実写版ドラマに出演し、初めてのハマリ役だといわれた。が、それも過去の話。まさにいま、時の女優である。

 3月末に朝ドラが放送終了となるが、間髪入れずに日本テレビ系の池井戸潤原作の4月期ドラマ「花咲舞が黙っていない」(仮題)で主演を張る。大手メガバンクを舞台に行内の内部調査員として事件や不祥事を解決していくという役どころ。「半沢直樹の女版」といわれる作品で、「物議を醸している芦田愛菜チャン主演の『明日ママ』の次ということもあり、春ドラマで一番の話題作ですよ」(テレビウオッチャー)。

 プライベートが騒がれるのも人気の証し。正月早々、「ごちそうさん」の共演者で夫役の東出昌大(25)との熱愛デートが報じられた。郊外にある東出の実家近くの「島忠」で仲むつまじく買い物する姿はスキャンダルというより、好感度アップにつながった。事務所サイドは「2人の仲がいいのは本当だが、共演者以上恋人未満」と火消しに回ったが、落語家のブログにアップされた肩を寄せ合うツーショット写真を見る限り、アツアツの恋仲を疑う余地はない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇