「明日ママ」CMゼロでも…日本テレビは売り上げ8億円!?
「明日、ママがいない」(日本テレビ系)からCMが消える。29日放送の第3話でスポンサー全8社が撤退し、ACジャパンのCMに差し替えられるという。
それでも日本テレビの大久保社長は「スポンサーの皆さんに趣旨を説明し、理解を求めていきたい」と強調。“予定通り”に全9話を放送すると話している。
もっとも、日本テレビ側に要望書を提出していた全国児童養護施設協議会は、「全10回のシリーズと説明を受けていた」(藤野会長)と言っていた。いつの間にか1回減ったようだが、いずれにしろ放送は継続される。差し替える番組の用意がない上に、金銭面の打撃が大きいからともっぱらだ。
■スポンサーの意向なら支払いは発生する
「特定の番組を提供する『タイムCM』の場合、スポンサーの意向によるCM放送中止なら、料金はそのまま支払われます。スポンサーがCM放送を自粛した東日本大震災のときも、一部の企業はゴネたようですが、原則的に支払われた。ただし、局側が特別編成を組んでCMを外した場合は支払いもなし。今回も同じで、局が放送中止を決めれば、スポンサー契約もご破算になる。支払いは大幅に減額されるでしょう」(広告代理店関係者)