薬物事件に詳しい弁護士が検証 ASKAの“言い分”の是非

公開日: 更新日:

■実は用意周到?

 刑の重さを決める“反省の有無”。ASKAは覚醒剤の所持について「暴力団の関係者からアンナカと聞いてもらったもので、覚醒剤ではなくアンナカだと思っていた」と否認しながらも「暴力団関係者から」と入手ルートを明らかにしている。これはのちの裁判では有利に働く可能性があるという。

「入手ルートを明らかにするということは“反省している”と評価されるひとつの要素になるのです。薬物事件の被告は『見知らぬ人から買いました』『路上で声をかけられて誘われました』と言う人も多いようです。もちろん、本当に相手の素性を知らない場合もあります。ただ、今回のASKA容疑者のように、買った相手を明かしているのは反省を示すものとして有利になる可能性があります」(西川弁護士)

“反省の意思”が認められれば、初犯ゆえに刑自体は軽いかもしれない。が、常習性の高い末期症状。更生への道は長く、ファンを裏切った罪は重い。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コシノジュンコそっくり? NHK朝ドラ「カーネーション」で演じた川崎亜沙美は岸和田で母に

  2. 2

    キャバクラ通い朝乃山 厳罰招いたウソと大関復帰の可能性

  3. 3

    蒔田彩珠は“この役なら変われる”と奮起して「富永蒼」役をゲット

  4. 4

    渋野日向子は大丈夫?「国内大会で予選落ち→米ツアーで不振」の“負のループ”にファンやきもき

  5. 5

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  1. 6

    橋本環奈vs麻生久美子 NHK朝ドラ「おむすび」で娘と母だった2人が4月期ドラマは主役で“対決”

  2. 7

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  3. 8

    公共施設へのスターバックス出店に相次ぐ疑問…愛知県津島市では激安賃料への批判も

  4. 9

    自主申告「7球団14人」の信憑性…《実は結構、お手軽な調査でした》と関係者

  5. 10

    石破首相のトンデモ持論「退職金増税」に自民議員真っ青…国会で課税見直し“明言”、参院選の争点化待ったなし