千葉県連のパワハラ問題調査を“珍対応”で先延ばし…国民民主党の「超アナログ作戦」がセコすぎる!
ヤル気があるのか。
党勢好調の国民民主党の千葉県連から飛び出したパワハラ問題。疑いをかけられているのは、県連所属の岡野純子衆院議員と県連幹事長の天野行雄県議で、被害を訴えているのは工藤由紀子・浦安市議だ。
工藤市議は2023年の浦安市議選出馬以降、岡野や天野両氏らから無視されたり、高圧的な言動を受け続けた結果、24年5月に適応障害と診断され、翌月に離党届を提出した。
党は先月12日に倫理委員会とハラスメント対策委員会による合同委員会を設置。パワハラ問題の調査を始めたが、1カ月経った今も進展ナシ。工藤市議へのヒアリングの日程調整で足踏みしているという。玉木代表は先月の会見で「ダラダラやるつもりはない」と断言したのに、工藤市議への聞き取りは5月の連休明け以降で調整中という鈍さだ。
■メールの返事は郵送
驚くのは、合同委の“珍対応”である。工藤市議側の問い合わせに対する動きは常に緩慢で、メールで問い合わせても、回答書が数日後に郵便で届くケースがあったという。メールが来たら、そのまま返信すれば効率的なはずだが、郵送とは今どきアナログすぎる。ダラダラと時間がかかるのは当然だ。