トークも絶妙… 「あま女優」松岡茉優はタレントでも有望株
松岡茉優(20)がいい。女優としてはもちろん、タレントとしてもだ。
松岡は宮藤官九郎脚本の「あまちゃん」では、埼玉出身の女の子を演じた。能年玲奈(21)&橋本愛(19)の主役のふたりに比べれば、かなり地味な存在だったが、現在放送中の「問題のあるレストラン」(フジテレビ系)、「限界集落株式会社」(NHK)での達者な演技が好評だ。脇役で出ることが多いけど、演技力は能年や橋本より上みたい。
それに、トークと素の魅力もハイレベル。
橋本愛が「リトル・フォレスト」という映画の宣伝をかねて、先日、「さんまのまんま」(フジ系)に出演した際、同映画に出演している関係で一緒に出た。「あまちゃん」や映画「桐島、部活やめるってよ」、それに今回の「リトル――」でも脇役だが、女優にありがちなプライドを見せず、「日本の景色と橋本愛を楽しめる映画です!」と笑顔で橋本を立てた。
ドラマで過去に主役をやってるという話題になると、カメラ目線で「映画の主演は、やったことないです!」とアピールし笑いを取った。芸能界入りのきっかけについては「妹がスカウトされて、私はついで~」と愛嬌ある垂れ目をさらに下げて笑わせる。橋本が無口なので、トークのうまさが目立った。